4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

BOYFRIEND

リダに似た双子がいるというので

話題になっていたBOYFRIEND。

ちょっと聞いたら、クセになってきた。

「BOY FRIEND」 by BOYFRIEND

K-POPのアイドルグループは数いるけれど、

SS501はちょっと異色だと思っていた。

良く知らない人から見ればどれも同じに見えるのだろうけど、

ちょっと知ると、「イケメン」というくくりで、

そのグループを紹介できるのは、そうはいない。

もちろんそのグループごとに「ウリ」があって、

歌唱力抜群とかダンスが上手いとか、

野獣系とかクリーミー系とかいろいろあるけど、

「イケメングループ」というのはあとにも先にもSS501だけだと思う。

群れをなしていると、全体的に「イケメン」に見えたりするが、

1つずつをみるとそうでもないグループが多い。

しいていえば「超新星」が近いのかな。

SS501のキャッチフレーズは「平均身長180cm」だったけど、

彼らは「全員180cm以上」というところが、

なんだか張り合ってるように思える。

歌の上手い子、ダンスの上手い子、スタイルのいい子を何人かそろえることはできても、

タイプの違うイケメンを5人そろえるのは、難しいってことね。

DSPという会社は、アイドルグループの作り方は、他の会社と一線を画していたと思う。

KARAを見ても。

それはジャニーズの方程式とおなじで、

グループ内に似たタイプがいてはいけない。

全員がぴったり同じ方向を向いている必要がないのだ。

後々、1人ずつやユニットでも売り出せるように、

考えられて組み合わされているのだろう。

K-POPグループには、まだ先を考えるより、「今」が大切みたい。

それで容姿はいいけど、歌やダンスの実力のほうは・・・と、

デビュー当時からいろいろ言われてきたSS501だけど、

だんだんそれっぽくなってきて、

それぞれがちょっとずつ大人になり、

SS501と言うグループ自体が徐々に成長してきた跡が見える。

アイドルとしての比較対象が東方神起だったことは彼らには災難だったと思うが、

同時期にライバル関係にある会社からデビューした5人組というだけで、

ウリや方向性が違うグループだと思うし、

完璧さを求める東方神起のファンと、

なんともいえないゆるさを愛するSS501のファンは、

ファンの体質もまったく違うだろう。

BOYFRIENDをみていると、

「Snow Prince」や「弱虫」のころのSS501もこんなだったなあ、と思う。

なんとも言えずかわいくはつらつとした感じ。

「弱虫」 by SS501

それが5年たつとけっこうお兄さんになっちゃうだよね。

リダ似のBOYFRIENDの双子は1995年生まれだそうで、

リダとは10歳くらい違う。

この子達もあと10年したら今のリダみたいに「大人」になるんだろうけど、

でもあと10年あるんだ。

すごい。