4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

大人になる

この夏、マンネのサイン会で一緒に並んでいたマンネペンさんと、

すっかりお友達になったのだが、

彼女とは「マンネ、歌うまいよね~」ということで意見が一致している。

「もっとたくさんの人にマンネの歌を聴いてもらいたい」ということでも。

別にそう思っているのは私たちだけじゃなくて、

ほかのファンもきっとそう思っているだろうけれど、

マンネのボイストレーナーさんも、認めてくれたみたい。

(彼のツイッターはこちら)

ツイッターで、マンネについて、

「思ったよりうまい」「男の感情を歌う作業をしてみたい」

ようなことを言っていました。

voice

あのかわいらしい外見に、

どうも彼の野太い男らしい声は隠れてしまっているみたい。

いろんなところでコメントを読んでいると、

こっちが思っている以上に、発言も「男らしい」です、マンネ。

アイドルたちを見ているとどうしても「見た感じ」で判断してしまうことが多い。

最近大人になったな~とか、

いつまでも若いねとか。

見た目は変化があっても声は変わらないねということが多いので、

声の成長についてはあんまり気づかないことが多いというか。

歌手の場合は、きちんとボイストレーニングをしてのども鍛えておくということのほかに、

歌声と歌い方にどれくらい感情を乗せられるかということも、

訓練とともに、経験とともに成長していくということになるんだろう。

でも気持ちを込めて歌うって、

素人にはなかなかわかりません。

おもいきりクサく歌うということとはちょっと違うような気がしますし。

俳優さんが役にはいっちゃうというのも、

歌手が数分間に感情を込めるのも、

画家が頭の中を絵というかたちで表現できるのも、

凡人には理解できない能力といえばそれまでだけど。

最近聞いたヨンセン君の歌声には、

前とはちょっと違う「大人」を感じました。

「Sad Song」 by Heo Young Saeng (「ボスを守れ」OSTより)

確かにヨンセン君の声なんだけど、

前はもっと少年らしかったように思うんだけど。

妙に「つやっぽい」。

それでいて決して年をとったという感じではなくて、

ただまた一つ上のステップにいったような雰囲気。

大人になった?というだけじゃ説明できないような、

何かあった?と聞きたくなるような。

それともこういうのが、5人のころにはできなかった、

自分だけの世界というものなのか。

誰もがいつか大人にはなれるが、

その過程を何かで表現できるわけじゃない。

もう前みたいにかわいらしい歌い方はできないかもしれないけど、

こうやって声や歌い方で大人になっていく過程を見ているのも、

けっこう楽しい。

SS501の高音が大人っぽく、

低音が男らしくなったら、

いずれはどんなステージを見せてくれるのだろう。