6月のリダのショーケースにやってきたヨンセン君とキュジョン君。
それぞれのメンバーの好みのタイプは?ときかれて、
リダのタイプについては、
「酒が飲める人じゃないと」。
酒飲みの私としては、ウレシイひと言でした。
飲みながら聴いていると、この曲はとてもすてきです。
SS501の日本語曲はあんまり・・・と言う人もいるようだけど、
日本で出したアルバムはK-POPじゃなくていわゆるJ-POP調の曲が多いせいもあるだろう。
先にJ-POPとして売り出した東方神起のこともあっただろうけど、
あとを追うSS501も徹底的にJ-POP路線で売り出そうとしたようだ。
ただそれはどうも(あとからいろんな記事とかを見ると)、
彼らの思いとはちょっと違っていたようで、
さしたる成果を残せないまま、日本での活動を終わることになる。
アルバム「All My Love」にいたっては、
出したはいいけど、それで十分に活動することもなく、
レコード会社との契約も切れてしまうし。
K-POPとJ-POPの違いというのは良くあちこちで言われる話だけど、
K-POPが耳に残りやすいサウンドとか歌唱力、ダンス力で勝負しているのに対して、
J-POPは印象的なメロディラインとストーリーのある歌詞、
という比較の仕方をどっかで見た。
なるほど日本の市場では、歌が上手いとかパフォーマンスが言いとかいう以前に、
歌詞がいまの風潮にあっているかとか、
どれくらいせつない想いを表現しているかとかに重きが置かれるし、
そのほうが人気が出る。
「All My Love」はそういうJ-POPらしい曲が満載なのだが、
SS501の甘くて優しい音色は、こういう曲に実は良く合っているなあと思っていた。
デビュー当時はやっぱりリードボーカルといわれたヨンセンがメインの曲が多くて、
Steven Leeさんはマンネの声が気に入っていたとかいわれていて、
マンネの声が良く聞こえる曲調が多いけど、
日本での曲は、「5人のハーモニー」ということを強調した曲が多いと思う。
それが最大限に良く聞こえるように編曲がされている。
日本では、ディレクターが少しジョンミンの声が気にいっているかなと思うくらい、
韓国での曲にくらべて比重が高いようだけど、
やっぱり一番印象に残るのは「ハモっている」部分だ。
アカペラの「All My Love」は絶対にナマで聴いてみたい曲であるし、
「Time of Destny」はリダとキュジョンの少年っぽい声がそのせつない歌詞に良く乗っていて、
韓国の曲である「Snow Prince」とか「君を歌う歌」のかわいさと違う、