4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

7年目の歌手の自信

ヨンセン君のFirst Solo StoryっていうDVDを見ていたら、

最後に制作スタッフのクレジットというチャプターがあって、

よくミニドラマの最終回後についてるようなスタッフさんの動画やコメントが入っていました。

お金をかけたことが話題になったヨンセン君のMVですけど、

これまで彼と仕事をしたことがある人もない人もいて、

ヨンセン君がこれまでの路線じゃないところでこのMVを作ろうとしていたことがよくわかります。

みなさんのコメントは共通して、

「思っていたのと違って」

という内容が異口同音に入っていました。

思っている人と違うんだわ、ヨンセン

誰にでも親しまれる顔つきなのに無愛想、というのが、

ヨンセン君のそれまでのイメージだそうです。

でも男の子ってそういうもんですよね。

ふだんは、よほど面白いことがなければ、笑わなかったりします。

日本の男の子は特に。

そういう意味で、無口と言われるSS501の上3人、

日本人にはなんかこう親しまれる要素があるかも。

下2人は、あんまりに笑いかけてくれるので、

もう申し訳ないくらいで、ついこっちも顔がほころんでしまうというか。

5人だとリダやマンネの華やかさや、ミンのにぎやかさ、

キュジョンのスタイルに隠れてしまうヨンセン君ですけど、

一人だとびっくりするくらい、頭が小さくて手足がすっとしています。

周囲のダンサーさんたちと並ぶと、頭1つ出ていますし、

もちろん歌い出せば、ほかを圧倒できることはわかってるんですけど。

ソロ曲で来ていたジャケットのバリエーション、

エストの高い位置にサッシュがあるやつ、

これけっこう着こなすのが難しそうですが、

色違いも柄違いも、すんなり着こなしてしまっています。

ヨンセン君は演技が自然にできる子じゃなくて、

MVでの女性との絡みでもすごく照れくさそうに頑張ってるのが、

Making映像からわかります。

それでもどうやったらかっこよく見えるか、すごく研究してるんですね。

でも、決めポーズもいいけど、

なにげな~くそこにいるときが、やっぱりヨンセン君らしくていいです!

・・・ヨンセン君らしいって?

制作スタッフが口をそろえて、歌がいい、と言っていました。

歌に対する自信からくる存在感とでもいいましょうか。

ちゃんとスポットライトの下にくれば、それは当然のようにわかる

歌手としての実力っていうか。

リダのソロ活動のとき、ヨンセン君は、

「新人じゃなく、7年目の歌手らしく堂々と」

とアドバイスしたそうです。

それはやっぱり、だてに何年もアイドルをやってたわけじゃないっていう

自信が言わせた言葉だと思います。

カメラや観衆の前で物怖じするようなキャリアじゃないだろうという。

そう思うと、5人がそれぞれに1人だから大変と言っていたけれど、

けっして新人のようではなく余裕だったように思います。

「Let It Go」 by Heo Young Saeng

それにしても、一緒にステージに出る女性は、

ヨンセン君のが一番美人でしたね。

ま、彼女はダンサーじゃなくて女優さんみたいですが。

そこはこだわったのかな。