コンサートで必ず歌われる定番というのがある。
リダでいえば「ありがとう」か。
マンネは「Girl」という曲がよほど気に入っていると見えて、
SS501のころからソロでは歌っていたのを、
ソロデビューしてもミニアルバムに入れるほどのほれ込みよう。
最初にこの曲をもらったのはステージの数日前だったという話も聞いたことがあるが、
PERSONAツアーのDVDからはどういうわけか外されていたし、
「さいたまアリーナコンサート」のDVDでも、
ダンスはこれなのに曲は「Hey! G」だったという摩訶不思議なことがあった。
この曲、このまま幻の曲になっちゃうんじゃないか、
そんな気もしたほど。
著作権の関係なのかどうか事情はよくわからないけれど、
ソロデビュー後はその鬱憤を晴らすかのように、
よく歌われている。
韓国でSpecial Editionが発売になって、
「Girl」の「Spacecowboy Version」というのが入っているそうだが、
それは先ごろのOSTコンサートで日本のファンにはお披露目された。
アンコール曲でいつもと違う音ではじまった「Girl」は、
もっとノリがよく、もっとかっこよく、もっと切れ味がよかった。
「Girl Spacecowboy Version」 by Kim Hyung Jun
(う~ん、この客席中央付近の5列目あたりでペンライト振ってるの私だよ~!)
この「Spacecowboy」バージョンというのがよくわからないのだけれど、
あちこちネットを探してもよくわからない。
DJのSpacecowboyによるアレンジなのか、
Spacecowboy風なのか、それが知りたい。
マンネが自分のために選ぶ曲というのは、
もちろんマンネがとても気に入っている曲には違いないだろうけど、
マンネ独特のかわいさとかっこよさが微妙な調合でまた違う色合いをだしているというか、
Kim Hyung Junだけの誰にもまねのできない、
「超」・・・なんだろう?
「超たのしい」気分を作り出す。
飛び跳ねるマンネに思わずこっちも飛び跳ねるし、
そのファンをみてマンネはもっと飛び跳ねる。
そしてその高揚した気分が長続きして、
またどうしても見たくなる。
最初に歌った頃より、マンネの声はさらに甘くなっているように思う。
定番の曲はそうやって歌い続けられることによって、
そのたびに違う新しさをくれ、
新しい気持ちを呼び起こしてくれる。
そしてこれからもコンサートのたびに
その時その時の想いをのせて、
「Girl」が歌い続けられるといい。