4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

クリスマス

いつものように生バンドで、

いつものようにすべて生歌で、

1度の衣装替えもなくステージに居続けたミン。

「ずっと見て、声を聞いていたいよ」というファンの願いは、

こういうシンプルなことでかなうのであります。

通訳がないからトークのなかではいろんな誤解やまちがいも生じるけど、

それもすべてライブイベントの醍醐味として楽しめて。

「クリスマス・イブ」の出だしをまちがえたけど、

そこはさすがに生バンドだけあって、

うまく歌い直しをフォローしてくれて。

カラオケだったら最初からやり直すところだろうけど、

持ち歌でないクリスマスのための歌を、

台湾、韓国、マレーシアと忙しく行き来しながら覚えてきてくれたことが、

さすが、ミン、と思う。

終わってから仲間たちと歌った曲を確認したんだけど、

アンコールの「Not Alone」をいれて9曲?。

クリスマスらしく、生バンド演奏らしく、

ダンス曲ではなく歌い上げる曲ばかりを披露しました。

ここのところ日本にはご無沙汰だったせいか、

以前に比べてちょっと日本語がすんなり出てこないところもあったけれど、

ユミさんという力強いMCに助けられて、

やっぱり通訳なしというのは、強いなあと思った。

「五感」を「ゴーカン」と発音して、

会場からダメ出しをされて、

かなり不可解な顔をしていたけど、

韓国語の発音同様、日本語もけっこう難しいね。

11月からこっち、

昨日のミンで5人に会ったことになる。

会場にマンネからのお花が来ていて、

どのお花よりも撮影のためにその前がこみ合っていた。

111221

SS501」とありました。

こういうちょっとしたことに、

また5人で、というファンの期待は高まってしまう。

小学生くらいの子が花を見上げて「リーダーかなあ?」と言っていたので、

思わず、「末っ子だよ」と教えてあげちゃいました。

「毎日がクリスマス (日本語バージョン)」 by Park Jung Min

最後はこれを会場のファンと大合唱。

ウェディングソングもいいけど、

こういう曲があると毎年一緒にクリスマスを過ごせそうな気がする。

それとすごく個人的な感想なんだけど、

「セクシー・カリスマ」を自認していたミン。

そのセクシーさは、ちょっと変わってきたと思う。

「まだ子どもだなあとおもうところはどこ?」という質問に、

「なかなか(怒りとか)自分をおさえられないこと」と言っていた。

周りのスタッフがすべて自分を中心に動いてくれる立場になって、

ちょっとしたわがままや不平不満に、

周囲が敏感に反応したり対応したりすることがわかってきたと思う。

かげでそれをぶつけたり受け止めたりしてくれるメンバーもいないし。

ある意味、自由にしていたことがミンのセクシーさだと思っていたけれど、

いろんな責任というものを受け止めなければならないこと、

そういう立場が少し彼から無邪気さを奪い、

自分を抑制することから生まれるちょっと引いた別の大人感が生まれたように思う。

台湾という異国での仕事も長かったし、

久しぶりの日本で以前のファンとの呼吸を思い出すのも大変だったかもしれないけど、

日本のファンはちょっと大人なので、

ここではもうちょっと子どもでいてもいいと思って好き勝手してくれたらうれしい。