キリスト教徒が多い韓国では、
やっぱりクリスマスは大事なイベントらしく、
休日なんですって?
23日、横浜アリーナのホンギは、
「クリスマスだから、カップルで来ている人、いる?」と聞いたし、
今日のキュジョンは、「ここに来ている人はクリスマスはどうするんですか?」
と聞いたらしい。
聞くか!? それを!?
クリスマスに用事のある人がこんなところにいるか!って。
23日のチケットは、すごくラッキーなことに、
天から降って来たように手に入り、
な~んと「ボックス席」で観覧するということになりました。
横浜アリーナのボックス席がどこにあるか。。。
いつも「アリーナ席」しかねらっていない私にはさっぱりわかりませんでしたが、
そこに行くにはロビーから別の扉を通ってエレベーターに乗り、
ボックス席専用通路を通っていくんですよ。
言ってみればステージ左側の2階席ですけど。
1から10までボックスシート用の扉がありまして、
その向こうは応接セットがある小部屋。
その外が20ほどのボックス席になります。
私はその1列目で柵によりかかって
『FTISLAND X'mas Live 2011 ~Winter's Night~』
をながめておりました。
誰もペンライトも振らないし、立たないし、
コンサートを楽しむっていうか、「様子を拝見する」って言う感じの席で、
ファンにとって必ずしも100%コンサートを楽しめるって言う席、
ではないかなと。
右側の2階、真っ暗ね、と会場からは思えたはず。
見えない~とか思いながらも、
立ちっぱなしで飛び跳ねながらペンライトを振るのが、
やっぱりライブの正しい楽しみ方かと。。。
「関係者席ってイマイチ、のれないかも・・・」と心配する私に、
「座ったままホンギを見るのもオツなもんかも」と、友人は言っていましたが、
確かにこういう機会もなかなかないだろう。
韓国と日本を合わせて持ち歌が120~130曲はあるというFT。
今年は武道館もあったし、K-POPイベントも相次いでいたので、
そこではいつも披露しないような曲が多かったようです。
FTISLANDと言うバンドの、アイドルバンドではない、
いろんな面を見せてくれたような。
一緒にいった夫婦が元バンド仲間同士ということもあって、
こういう韓国の若いバンドの音はどう聞こえるのかなと思っていたけど、
平均年齢20歳でこれくらいなら将来は上手くなるだろう、ということでした。
ミナンのドラムソロはかっこよかったですね。
ドラムセットが花道の先端までせり出してくるしかけもよかった。
ステージを自在に動き回るほかのメンバーに比べて、
ドラムは本当に地味になってしまうけど、
ああいうパフォーマンスを見せられると実は一番かっこよく見える。
ホンギは20曲(?)ほどをモニターも見ずに歌いきり、
メンバーそれぞれの見せ場もたっぷりつくって、
力を見せたステージになったと思う。
やっぱり歌番組の動画だけを見ていてもダメね。
特に今回は黄色のペンライトが見事に動く会場と、
長い花道のステージ全体を見渡せる場所にいたせいか、
会場とFTISLANDの一体感というものを強く感じたコンサートでした。
(ワタクシの席からみた会場)
アンコールの1曲目、「FLOWER ROCK」を歌って、
「あ~、なんかすっきりした!」といったホンギ。
私もすっきりしたよ~、これで!
ゆらめいて、輝いていたのは、
ファンたちでした。