4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

オーチャードホール

3日は毎年恒例となっている東京フィル新春コンサートを聴きに渋谷のオーチャードホールへ。

K-POPに明け暮れる私の1年も、

おごそかにクラシック音楽の鑑賞から始まる。

オーチャードホールは、都内のコンサートホールの中でも好きなホールだ。

新春コンサート以外にも何度も足を運んでいる。

今年はギタリストの村治奏一さんがゲストでソロ演奏を聴かせた。

昨年リニューアル工事をしたとかで、

見た目にはわからないけれど、設備がよくなったらしい。

特にどの客席からもステージがよく見えるようにしたそうで、

緩やかな傾斜と微妙に前とはずれた席の配置で、

私が座った1階中央の左端の席からも、舞台のオーケストラがよく見えた。

20列目くらいがちょうどステージと同じ高さで、ゆったり鑑賞できる。

1月下旬の2AMの日本初コンサートはここでやる、という話にはちょっと驚いた。

いくら2AMがバラードのグループであっても、

オーチャードホールというのは、すごいというか。

「自信あるんだなあ」というか。

音響がいいホールだけに、もちろん歌手がうまいということが大前提であるから。

いや、2AMがうまいのはよく知っているけれど、

最初から立ったままでペンライトをふるっていう雰囲気とは違うような。

案内に「クラシックやオペラ・バレエ用のホール」とあるように、

ま、たまに大人向けのポップス歌手のコンサートはあるにしても、

ここはあまりにK-POPのイメージとはかけ離れている。

音響とかは二の次で、舞台を派手にしてとにかく人がはいればいいという

「武道館」とか「代々木体育館」とかとは、次元が違うというか。

2AMの日本初のコンサートなら5000人の会場でも埋められたと思うが、

あえて2000人のオーチャードホールを選んだところに、

事務所というか企画側の強気の姿勢というか、意気込みを感じます。

東京フォーラムA、音、悪いしね。

ま、あそこは会議場だから。

「ミュージカル宮」をやったフォーラムCはコンサート用なのでなかなかです。

でも小さい。

2AMがオーチャードホールときいて、がぜん行きたくなった。

案の定チケットはとれなかった。ネットでも高騰しているようだ。

あのホールで2AMを聞いたらどんな風に聴こえるのだろう?

たった1本のギターソロも、とてもよく響いたけど、

そのかわりどんな音のずれも見逃さない怖さもある。

観客の咳払い一つ、とてもよく響くホールだ。

どうかホールに負けないでほしい。

「死んでも離さない」 by 2AM