統計的な数字があるわけじゃないけど、
私があちらのことをちょっと詳しい人に聞いた話では、
K-PPのアイドル歌手たちは多かれ少なかれ、
いずれ俳優になりたいと思っているんだそうだ。
まあ、アイドルはいつまでも(年をとっても、兵役を終わっても)やれるもんじゃないと、
思っているのかもしれない。
リダが言うように、30過ぎても今のように踊っているのは無理だろうと思っているのか、
歌唱力1本でやっていくのは相当大変だと思っているのか。
俳優はそれほど魅力的な職業に見えるのだろうか。
アイドルたちがドラマに出るようになって、
同年代の俳優たちとすごしていたら、
時間の流れ方が違って見えるのかもしれないけど。
俳優にはその年齢しかできない役もあり、
いずれ年を取ったらやってみたい役もあり、
そういう意味では将来を描ける職業なのかもしれない。
そもそもアイドル歌手にロールモデルがないんでしょうね。
今年うわさされる「神話」の復活は、そういう意味でとても良い、
というか重要な試金石になると思うけど、
結局年代にあった曲があるか、
ついてくるファンがいるか、
自分が体型は精神力をキープして追いつけるか、
そこなんだろうと思う。
でももし20代で描いていた10年後、20年後を送れるとしたら、
それは相当ラッキーというか、稀有なことだと思う。
思った以上に自分が変わるし、それ以上に周囲の状況がどんどん変わる。
誰にでも俳優になれるチャンスがあるわけじゃないから、
チャンスがあったらやってみたらいいし、
やってみないとダメかどうかなんて判断もできないし。
私個人的には、SS501の中では、キュジョンは俳優に向いているかなと思っていた。
玄人的な意見ではなく、ただなんとなく。
俳優さんって、あまり素のその人のイメージが強いと、
いろんな役をやるのが大変そうで。
そういう意味でマンネが俳優をやるのはどうかなあと思っていたのです、実は。
顔の印象が強いから、役が限定されるんじゃないかと。
でも「艶のないトップスターの役」というのは絶妙だったよ。
これをうまくやりすぎたら、本当のマンネが実は裏では無愛想な奴だったと思われかねない。
演技と本人を混同されることほど、俳優にとって迷惑なことはないかもしれないけど、
それほど名誉なこともないのだろう。
だから俳優さんっていうのは、結構私生活を明かさないのだろうけど、
バラエティとかで素をみせすぎているアイドルが俳優をやるのは、
いろいろ大変なんだろうと思う。
でも期待はいい意味で裏切っていかなければならない。
ファンの望む通りに行っていたのでは、先は見えない。
さっき仕事で読んでいた書類に、ある会社の経営方針があって、
「事業基盤を強固に拡充し、持続的な成長と、株主価値の拡大に努めます」
とあったんだけど、これって、
「歌手として培ってきた実力とファン層を固めて一層広げていき、
これからも常に新しいことにチャレンジして、ファンの期待に応えて成長を続けていきます」
というのと一緒だ。
マンネの稼ぎで家族はもちろんのこと、
マンネにかかわるスタッフさんやいろんな人たちが食べているわけだから、
経営者的視点でどうするかを考えるって大事なことだよね。
はあ、そういってあの過激なシーンを自分に納得させようとしている、ワタクシ。
やったこともないことを、いきなり人前でできるってわけでもないよね~、
やったことがあったって、人前ではなかなかするもんじゃないよね~、
人前でするくらいなら、私は女優になんかならなくたっていい~、
と思っておろおろ見ていたんですが。
俳優って大変な「お仕事」よね。
いや、マンネ、君が歌っているときに色っぽいことは十分に承知していたけど。
そういえばこのステージのとき、
舞台右端に舞台上をみているジャケット姿の男性がいたけど、
ドラマをみたら、あれがパク・クァンヒョンさんだったのね。