4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

カード

私はリダに限らず、

気に入るとそのことについてずんずんさかのぼって知りたくなってしまうのだが、

世の中はどうもそういう人ばかりではないということを最近知った。

それも中学校の同級生から。

彼女は去年の夏からどっぷり「うなぎちゃん」になったグンソク君ファンなのだが、

「昔のことを知ってもしょうがないし」と、

過去の作品とかには全然興味がないのだそうだ。

イベントに行くようになって、うなぎ仲間が増えて、

みなさん親切に「これよかったら」といって古いドラマや動画を落としたものをみせてくれるそうなのだが、

「はっきりいって、面白くないので迷惑」なんだそうだ。

長いつきあいだけど、そういう趣向だとは知らなかった。

彼女にとって今目の前で展開することがすべてで、

この先についてもあまり期待が膨らんでいるようではない。

「過去なんか知ったってしょうがないでしょ」

男にとってはなんて都合のいい・・・いや、ありがたい女なのだろう。

過去にこだわる女は嫌われる・・・。

頭ではわかっているのだ。

「昔はかわいかった」「あの頃に戻って」

そういわれても、確かに困る。

ことあるごとに昔の話を持ち出したら、嫌われる。

そして足元を見ずに、夢ばかり見ているのもかわいいのは最初のうちだ。

今、リダ(というかキム・ヒョンジュン)のファンの、

おそらく半分以上はS501の5人がそろった姿を見たことがないのかもしれない。

かくいう私も、ぎりぎり「見た」といえるところだ。

契約続行か解散かという不安な時を過ごした人とそうでない人では、

今のリダの姿を見る目は全然違うのだろうと思う。

古いファンと新しいファン、

どっちがいいか、どっちの想いが熱いかを比べるのも張り合うのも無粋だ。

これだけは言えるのは、

SS501のことなんか知っていようといまいと、

新しいファンが増えなければこれからの活動もなくなる。

たぶん新しいファンの反応は、今までのファンの反応と違って、

リダもデビュー当時のようにわくわくしているのでは?

そしてその新しいファンを長く惹きつけておくだけのカードを、

まだリダは隠し持っている。

このあと「Lucky Guy」や「Brake Down」を出したら、

2度も3度も惚れ直す、はず。

そしてその最後の切り札、その奥の手がいつか「SS501」になればいいなあと、思うだけです。

「君を呼ぶ歌 & In a rush」 by SS501