4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

Beautiful Show!!

開演直前に「辛ラーメン」の広告映像が始まったところで、

BEASTって何人か知ってる?」

と、一緒にアリーナA席に座っていた友人に聞いたら、

きょとんとされました。

「名前覚えてないから」とは言われていたけど~。

ま、私も1人2人の名前はあやふやでした。

そんな中ではじまった「BEAST World Tour 2012 Beautiful Show in Japan」横浜アリーナ2日目。

余分な色のない白一色の会場のペンライトがとても印象的で、

ステージ上の6人のメンバーのそれぞれの個性のカラフルさが際立った2時間半になりました。

熱心なブロガーさんのセトリによると、27,8曲!

ところどころにはさむ会場とのやりとりのようなおしゃべりを除けば、

一気に歌いきったという感じ。

グループのちゃんと構成されたコンサートは久しぶりでした。

海外のコンサートもいくつかこなした後だったので、

ずいぶん完成されたステージだったと思う。

生バンドということもあって曲のつなぎもスムーズだったし、

ダンスもバラードもソロもバランスよく構成されていたし。

最初のダンス曲数曲は、ちょっと大きな舞台を使い切っていないかなと思うところもあったけど、

(会場の奥行きに負けている感じがした?)

途中から大きな花道を含めて、目いっぱいつかって飛び回るのに慣れてきた、

というかノッてきたなあと感じられた。

私はBEASTのダンス曲も好きだけれど、

バラードもとても好きだ。

BEASTは踊るバラードも歌うし、静かなバラードも歌う。

他のアイドルグループもバラードのときは、

とりわけセクシーに体をくねらせるけれども、

BEASTのはなんか「清潔感」があって好きかな。

当人たちがものすごくセクシーさを発揮しているのはわかっているけど、

ちょっと眉ひそめるようなエロさは感じないというか。

それって持ち味だと思う。

グループを見たのは久しぶりだけれど、

グループの中にいるからこそ際立つ個性というのがあると思う。

ソロになってもっと持ち味が出せるというけれど、

比較対象がそこにいると、実は個々の良さはもっとよく見えることがある。

どうしてもほかと合わない部分、逸脱してしまうところが浮きだってしまう。

グループも「みんな同じに見える」うちはダメなんだなあと思う。

なんとなく見ていて、そこについ目線が行ってしまうこと、

気がつくとそこばかり見ているような何かがあるとグループを見るのはがぜん面白くなる。

ヨンセン君がトーク番組で「アイドルグループで歌がうまいと思う子はどの子?」ときかれて、

BEASTのヤン・ヨソプとSHINeeのジョンヒョン」と答えていたのを見たことがあるけど、

ヨソプ、本当にうまかったわ。

大きいけど、大きすぎない横浜アリーナ

歌っていても気持ちよかったでしょうね。

「彼氏にしたいアイドル」に2回えらばれたというドゥジュン。

わかるな~。

たぶんこの6人から彼氏にするなら、君だよ。

何がどうと言えないけれど、BEASTというグループを単なる「野獣系」にしなかったのは、

君の功績だと思う。

「Trouble Maker」のせいか、ヒョンスンという子が実際どれだけセクシーなのか、

実はけっこう期待して見ていたのだけれど、

男の子の中にいればふつうに男の子に見える、ということが分かった。

ふつうというかメンバーの中にいるときも、

色気がプンプンだったらどうしようと思っていたのだけれど、

切り替わる子なんだとわかって、かなりほっとしたような。よかった。

瞳をとじて」は難しい歌だ。>ドンウン

そして大人の歌だよ。

自分でも言っていたけれど、大人の甘い声でなくちゃダメな歌だ。

Super Junior K.R.Y.の時も、誰かが平井堅を歌ったけど、

平井堅のイメージが強すぎて、だれが歌っても平井堅みたいになっちゃう曲だ。

でも平井堅みたいに歌えたらすごいってことだよ。

ギグァン、かわいかった!!!

全然「小さい」ことは感じませんでしたよ。

というか、かえって大きく見えた。

ギグの小さい顔と均整のとれた筋肉と長い手足のせいだと思うけれど、

舞台で大きく見えるっていうことは大事なことだよね。

それはあなたの支配する空間が大きいってことだと思う。

ラップ担当というのは派手なのか、地味なのか。

見せ場はあると思うけれど、ラップ以外では存在感を見せづらいってことはあるかもしれない。

でも昨日はとてもかっこよく見えた、ジュンヒョン。

赤いスーツのせいだけじゃないだろう。

会場にいたっていう、ク・ハラのせいなのかどうか、

それはわかんないけど。

もしそうだとすれば、うらやましいくらいかっこいい彼氏だよね。

会場を白で埋め尽くしたペンライトの光を「かけ声と同時に消してみて」という

「Lightless」の演出は素敵でした。

で、わたしやっぱりこの曲が好きだな~。

「Bad Girl」 by BEAST

「ピガ オヌン ナレン」 by BEAST