ドラマとか映画っていうのは、
必ず見ているほうがぐっとくるというか、
どんなコメディでもアクションものでも、キュンと切なくなるシーンがあるもので、
そういうシーンにぴったりの曲がかかると、その気分が増幅されるというか。
バラード歌手は音程を外してはいけないのはもちろんだけど、
しっとりしたメロディラインや歌詞をさらによく聞こえるような「声」が大事だ。
John Hoonはここのところたて続けにOSTに採用されているけれど、
男性主人公の心情によく合うさわやかでいてちょっと物悲しい声が、
物語を盛り上げるのに一役も二役もかっているのだろうと思う。
「後愛~言えない言葉」 by John Hoon (「ロマンスが必要」OSTより)
ドラマの後半で、ぺ・スンヒョン役のチェ・ジニョクがピアノを弾きながら、
ソヌ・イニョンにプロポーズする場面があるけれど、
歌だけはキム・ソンスの勝ちだわ・・・と思わずにはいられない。
「후애(後悔)」を「後愛」さらに「言えない言葉」と訳すのは素敵。
恋愛には「言えなかった言葉」と「思わず言ってしまった言葉」と、
どちらの後悔が多いのだろうかと思うけど、
後になってみれば、あと一言いえば、もしかしたらその後展開は変わっていたかも、
ということのほうが多いような気がする。
それを「後悔」というか「納得」というかは、その後の展開如何にかかわる。
マンネのドラマ「輝ける彼女」でも一度恋人を手放して、別の女と結婚した30男の、
元カノに未練たっぷりな場面でJohn Hoonの歌声を聴く。
「Again~再び」 by John Hoon (「輝ける彼女」OSTより)
う~ん、確かにこの曲はマンネの声じゃなくてJohn Hoonかも。
除隊後のファンミの時だったか、
「歌ってみたいけど、僕の声はロックには合わない」と言っていたJohn Hoon。
兵役に前後して事務所を移ったり、レーベルの移籍などがあったけれど、
(リダと同じユニバーサルだ!)
5月に発売されるニューアルバムは日本の女性歌手のラブソングのカバーアルバムだそうだ。
「雪の華」や「恋におちて」なんかで、
その分野がとっても素敵なことは実証ずみだけど、とても楽しみ。
これ聴くと、毎回John Hoonにおちる~。