「次の曲はぼくが作詞した曲。なんだかわかりますか~?」
と、マンネが言ったら、会場からは、
「他の女の子じゃなくて、君!」
と声がかかりましたが、
「違います~」
といって歌いだしたのがこれ。
私も大好きな1曲だ。
ソロになってからのライブで2,3回観たことがあると思うけど、
女性ダンサーと一緒に踊るのは見たことがない。
ミディアムテンポでゆるーく歌うけれど、
今回のライブでの歌い方はまたいっそうゆったりしていて、
歌詞の「僕だよ、僕、君には僕だよ」っていうのも、
妙に大人っぽく聴こえた。
昔は「見て見て、こっちだけを見て、僕だけ」っていう、
若さゆえの焦りみたいなのもあったけれど、
「君には僕だけだよ、わかってるんだ」っぽい自信が感じられた。
リダが女性ダンサーや女優さんと絡むときには、
リダのほうは絶対に誘っているそぶりを見せないのに、
女性のほうが、リダにぞっこんという感じに見える。
それがリダの「ヤバさ」。
いわゆる「女がほっとかない」っていうタイプ。
マンネは若いときから自信たっぷりに自分から誘う。
できる限りのフェロモンと愛嬌をふりまく。
最近ちょっと2人の違いをどう表現するかもやもやしていたんだけれど、
どうもそういうことかなあと思う。
マンネのライブのたびに、
「やっぱりマンネペンかも~」と言っては、
「早く自覚して芯からマンネペンになりなさい」と言われながら、
なかなかリダをあきらめきれないのは、
2人がまったく違うタイプだからなのでありましょう。
そういえば、この曲、リダが歌うのって想像もつかない。
リダにも「I'm Your Man」っていう同じようなコンセプトの曲があるけど、
これはまさにマンネが自分で自分のために作った曲だからなのか。
「I'm Your Man」 by Kim Hyun Joong
リダのほうが弱気な感じだけどね。
まあ、どっちの男にもはまったほうが負けっていえば、そうなんですけど。