4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

Run Run Run

今日、FTIslandの日本ツアーファイナルで、

どっちの出来事がより驚いたか。

(1)リーダーのジョンフンが泣いた時

(2)メンバーが楽器を持たず、ダンスを踊った時

ジョンフンの涙は、たぶん話を振ったホンギにとっても相当意外なことだったと思う。

話題は「デビューして5年、いろんなことがあったけど」

という内容だったかな。

会場のスクリーンにはジョンフンの瞳からこぼれる涙を大写しにしていたけど、

私はちょっと驚いて動きの止まったほかのメンバーの様子を、

400レベルからオペラグラスで見ていました。

誰かなんかフォローしなくちゃという雰囲気もあったけど、

あのときジョンフンのほうへ行ったら、

ほかのメンバーもきっと泣いていたかも。

ライブはまだ中盤だったし、

自分は泣いちゃいけないっていう様子も見て取れた。

「リーダーが泣いたのは見たことがない」と言ったのは、

ジェジンだったかな。

2010年、ペルソナのアンコンで、

5年を振り返る映像が流れたときのリダの涙を思い出した。

あの時のリダの想いと、今日のジョンフンの想いは違うと思うが、

5年目でアジアツアーを終えたSS501と、

5年目でさいたまスーパーアリーナをいっぱいにするまでに成長したFTIslandの

リーダーという立場としては、

「ようやくここまで来た」という共通する想いもあったんじゃないだろうか。

「僕たちみんなそれぞれに性格も違うし・・・」というコメントにも、

それをまとめていくリーダーの重責とか役割を感じることができる。

そもそも、日本のバンドグループのように、

もとからのバンド仲間というわけではないし、

年を重ねていくうちに、やりたい方向とか音楽性なんかも違いが出てくるんだろうし。

なかなか止まらない涙を、後ろを向いてさっとタオルで拭い、

振り返った時、またリーダーの顔に戻っていたその姿は、

ステージの真横から見ていた私にはよく見えました。

ちょっとしんみりした会場の雰囲気をもとに戻そうとするホンギのつっこみよりも、

たぶんジョンフン自身がその涙を振り切る力のほうが強かったかな。

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5人のダンスは、とても笑えました。

まず、踊るとは思っていなかったし、

ほんとに(頑張ってるのはわかるけど)ヘタなこと!

それでも、アイドルグループがやりそうなステップや隊形はひと通りやってみたりして、

面白すぎた。

ホンギのダンスが下手だから、

A.N.Jellはダンスグループではなくバンドになったという話もあったけれど、

ほかの子はともかく、ホンギはとても合っていなくて、

歌がうまいけど、ダンスが下手って本当にあるんだというのを目の前で見た感じ。

リダがダンス曲でソロデビューするヨンセンに、

「歌がうまいのに、わざわざ汗を流す必要があるか」

と言った話を思い出した。

確か12月のライブのときは、途中をメンバーのソロでつないだけど、

今回はその分を2曲のダンスで見せ、

ほぼ2時間半、休みなくステージにいて、演奏し、歌っていた5人。

「Run Run Run」というテーマ通り、

ホンギはステージを走り回っていた。

12月のようにミナンのドラムセットが前にせり出してこないのは残念だったかな。

また見たかった。

セトリはアンコールも入れて25曲と知っていたのだけど、

え?もう、それだけ終わったの?というくらい、

あっという間に過ぎた2時間半だった。

冬と夏で、セトリをがらっと入れ替えられるのもすごい。

演奏にも歌にも、見ているこっちを片時も休ませない魅力があるね。

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500レベルまで、ほぼ満席って、久しぶりに見た!