4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

Over Joyed!!

22日は昼からの別の公演を見ていて、渋谷へ移動。

ペンラ買ってハンバーガーを急いで食べて、

17時の開演にどうにか間に合ったのだけれど、

会場外にまだ100人くらいの入場待ちの人たちを残して中へ入るも、

これ以上どうやって入るの?というくらいのすし詰め状態。

ステージがどこにあるのかもわからない状況で、

周囲でも、どうしてこんな会場にしたのかとか、不手際だとか、

そういう声がいっぱい聞こえたんだけれど、

コンサート終了後にはネットでもあんまりそういう声は聞こえなかったような。

アイドルは目でも楽しむものだから、

ステージが見えなかったら現場で事件が起こっても不思議ではない。

スタンディングとはわかっているからヒールの高い靴も履けず、

荷物を置くこともできなくて、その上見えないとなれば。。。

ヨンセン君の歌声がそれを全部黙らせてしまった、という感じがする。

最後に「今度はもっと大きな会場でね」と彼は言ったけれど、

ヨンセンはちゃんとわかっていたかな。

おしゃべりな彼女の口を封じるにはキスが一番というけど、

ヨンセン君はその代りに歌を。

持ち歌がたまるまで初ソロコンサートを待って、

よけいなおしゃべりとか、余興みたいなのを一切入れずに、

歌とパフォーマンスだけで魅せた2時間でございました。

踊り、歌い続けるヨンセンに、

周囲からも「ヨンセン、疲れないね~。声も出てるし」という声も聴かれて、

私の周りの人たちはほとんどステージが見えないまま、

頭上の小さいモニターを見ていたと思うけど、

ほんとに、ヨンセンの声に聞きほれていたというか。

やっぱりバラードは圧巻でした。

リダが、「むだに汗を流す必要がないのに」といった理由がよくわかる。

アイドルたちのステージは本当にリップシンクやそこまでいかなくても

後ろで声を流して良く響かせて聴かせるステージが多くて、

それはもうあたりまえのこととして受け止めているけど、

声ってほんとに繊細な楽器なんだなあと思う。

良くリズムに乗り、

音を正確に合わせ、

歌詞の流れを聴かせ、

観客を引き込み、

ヨンセンの世界へ引きずり込まれたっていうか。

「今日は全部日本語でやるから」

というのには正直びっくりした。

日本語の曲が多くて、歌うだけでも大変だったはずなのに、と思ったけど、

ヨンセンはいつもやるときはやるよね。

さいたまアリーナで「負けないで」を歌ったときにもそう思った。

SS501のメドレーにはみんな感激していると思うけど、

私は「FIND」のロックバージョンがよかった。

「FIND」はSS501の曲とはいえ、ほとんどヨンセンの曲みたいなもんだから。

Sweetuneの曲ということでも好きな曲だ。

「FIND Rock Ver.」 by Heo Young Saeng

このPERSONAの時より、かなり「大人味」が加味されて、

洗練された感じの「FIND」。

ヨンセン君の声はロックでもシャウトはしないまま、

きれいな高音で伸びるんだけど、それがまたらしくて、いい。

それにしても、18曲?

ふだんは口数も多くないうえに、頑張って日本語をしゃべってる感じなのに、

曲が始まると別人になってしまう。

どんなリズムでも関係なく。

同じプログラムでいいので、もう1回やらないかな。

東京、大阪2回なんて、もったいなさすぎる。

でも、「Love Ya」ではダンスで相当息が上がっていたヨンセン

MVで見慣れている「キレ」はなかったかな~。

数年後に再結成した時、みんながこれをちゃんと踊れるのか、

あらためて心配。

あなたたちも、私たちも、年をとるから、ね。