4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

PLUS=成長

INFINITEを初めて見たのは、

昨年マンネが出たOSTコンサートだった。

まだ日本デビューしたばかりで、持ち歌を歌うのに精一杯という感じだった。

ドラマの撮影を兼ねていたマンネは、

それに比べて歌い方もステージの使い方も余裕なで、

「経験の差」っていうものを感じたのでした。

そのINFINITEも横浜アリーナいっぱいの観客を、

十分楽しませるステージができるだけに成長したんだ~というのが昨日の

「2012 ARENA TOUR in JAPAN [SECOND INVASION] EVOLUTION PLUS」

という長いタイトルのコンサートの感想。

「PLUS」とは、今年初めにあった「SECOND INVASION」の

ちょっと進化したバージョンということらしい。

セトリとか衣装もちょっとだけ変えて、

この半年でのさらなる成長を見せたステージとでもいうか。

まずダンスグループなのに生バンドだったことがちょっと意外で、

生バンドであるがために、もちろん口パクはナシ。

途中をソロやミニドラマの映像でつなぎながらも、

最初と最後にヒット曲を持ってこられるあたりが、

デビューからまだそれほど年数がたっていないとはいえ、なかなか見事でした。

フィギュアスケートの点数風にいうと、

「後半に高度なジャンプを持ってくるのは加点の対象」

とでもいうか。

「ToRaWa」に始まり、

最初から全力で飛ばしている感じだったけど、

「Be Mine」いつ歌うの?とか、

「The Chaser」まだ歌ってない・・・とか思わせながら、

最後まで引っ張り、全25曲、2時間半はあっという間でした。

ダンスというか、7人のシンクロ率は、

やっぱりいままで見た中でも群を抜いてるかな。

何回も見た人ならまた違う感想もあるのかもしれないけど、

最後まで勢いが衰えなかった。

Sweetune好きの私にとっては、

1つのコンサートでこんなにたくさんSweetuneの曲を聴いたのも初めてだったので、

それもよかったという理由の一つ。

一緒に行った友人は「L君大好き」で、

どうやら彼のことしか見ていなかったようだけど、

私はウヒョンのソロが聞けて大満足。

グループではメインボーカルの力量も見どころの一つだけど、

ラッパーのカラーというのもグループ色を強く出すと思う。

今年観た中では、BEASTはラップが大人っぽかったし、

Super Juniorはファンキーでノリノリ、

INFINITEはダンスの勢いそのままにとても力強かったと思う。

それからアンコールにしっとりとした曲を持ってきたのも珍しかった。

普通はエンディングの興奮を覚まさないようにテンポのいい曲をやるから。

私はアンコール1曲目の「Julia」もかわいくて好きだけど、

「With...」をアンコールで聞くとは思いませんでした。

一人ひとりの声を聴きながら、いつまでもINFINITEを見ていたいっていうファンには、

これはたまらないかも。

「With...」 by INFINITE

「日本語が上手でなくてごめんなさい」

と最後まで謙虚なINFINITEでした。

時期的にもK-POPには厳しい社会環境だったので、

横浜アリーナという大きなステージにちょっと不安もあったのかな。

立ち見もいっぱいで、この曲の時には、メンバーみんな、感極まってる感じがありました。

infinite

満席の会場を彩った7色のペンライトと天井から降ってきた風船と一緒に。