前回の女性曲のカバーアルバムがと~ってもよかったので、
また買ってみたジョンフンのアルバム、「VOICE2」。
今度は男性曲のカバーアルバムです。
結論を言うと、女性曲のほうが良かった。
なんでだろう?
選曲のせいじゃないと思います。
選曲は素晴らしい。
桑田も福山もフミヤも稲垣も入っています。
ジョンフンらしい選曲と言えるでしょう。
ジョンフンが男性で私が女性だからかもしれない。
(なんのこっちゃ?)
前からジョンフンが歌う女性曲にはいいのがありましたが、
「オトコ」の歌を30代のジョンフンが歌うのは生々しすぎるのか、
ちょっと大人度が足りないのか。
日本の曲はメロディをよく知っているだけじゃなく、
ちゃんと歌詞もわかっちゃいますから、
あまりなまなましい男の本音をジョンフンから聞きたくなかったのかもしれません。
いや、そんなオトメな感想はいけませんね。
たぶん日本の男の曲には、どっか女にすがるようなところがあって、
それが文化っていうもんなんでしょうけど、
間違っても女にすがることなんかなさそうなジョンフンと合わない、
と思ってしまうからかもしれません。
それに比べて日本の女性の曲は、どこかちょっときっぱりしたところがありますから。
それをジョンフンが代弁してくれるのはいいけど、
なんかなあ、わざわざ韓国の男に走っているのに、
日本の男の気持ちなんかにならなくてもいいじゃん、
と思えてしまうところがあります。
私個人的には、フミヤの「True Love」はとてもよかった。
声の感じが似ているせいかも。
桑田の「恋人も濡れる街角」は、オトナJohn Hoonにちょっとドキドキします。
「クリスマスキャロルのころには」は、やっぱ稲垣のあのハイトーンの声がいい。
スキマスッチの「奏(かなで)」も違和感なかったですね。
ところで、同時期に発売になった韓国のカバーアルバムも聴いてみたんですが、
なにせ元歌を知らないので、さっぱりでした。