BOYFRIENDの「I Yah」のMVについて、
こんなツイを見ました
「こんなボイフレンド求めてる層いるのかな、もっとふにゃっとしてシンクロ率35%くらいのがいんじゃないの? 」
あ~、だから私はBOYFRIENDがSS501の後継者だって思うのです。
A-JAXでは断じてない。
「ふにゃっとしてシンクロ率35%」。
なんて、言い得て妙なんでしょうか。
BOYFRIENDが意外に早くうまくなりすぎてるってこと?
世の中には「完璧であることのカッコよさ」を求める人と、
「不完全さの中に言い得ぬ魅力」を感じる人がいるんですね。
言い換えると、「完璧であることを評価できる自分」と、
「発展途上にある将来性を見抜ける自分」がいるというか。
「ソース」と「醤油」のどちらの路線か、くらい、
お互いの生き方は異なります。
どっちがいいとは果てしなく言えない感じがしますが、
ファンとしてのベクトルが違う以上、
同じ土俵には立てないわけで、
言葉の空中線でも果てしなく交点が見つからない。
ファンとしてのレベルがどっちが上かということが決められない以上、
スターとしても魅力もどっちが上とは言い切れないわけで。
センター試験だったら苦労しそうだけれど
AO入試だったら間違いなく合格できるというか。
変なたとえですね。
でもキミたちのフィールドは「芸術」だから、
センター試験の高得点はあんまり意味がないよ。
いつだったかヨンセンが、
「5人の時は一人20%でよかった」
みたいなことを言ってたけど、
それじゃ偏差値は上がんないから。
不完全なあいまいさのなかにどうしようもない魅力を感じる人たちは、
対象の完成度が上がっていく過程は好きだけど、
目標に到達しちゃうとなぜか急に萎えてしまうんです。
小さい目標に達したときは、感極まっちゃうんだけど。
いやまあ、いろんなタイプが好きな人がいないとね、
競争が激しくて大変だから、
いろんな人がいるのはいいことです。
シンクロ率35%を「下手」だと思うか、
「個性的な魅力」と思うかは、人の勝手でしょ、と言いたい。
いやあ、この「フィールド」、いそうでいないと思うんだけど。
シンクロ率100%はほかのチームに任せちゃってもいいと思う。