今日はKRYの最終日よねえ、とため息をつきながら、
仕事のスキにこれを書いています。
行きたかったけど、
予定もあるし、チケットも高騰していて手に入りそうにもなくて。
2日たったけど余韻の残るコンサートです。
セトリ順にiPodに曲を入れちゃおうと思うくらいです。
何曲を日本語で歌ったのか数えていないけど、
もともと彼らの曲であるかのように違和感がなかった。
キュヒョンが、
「大好きだけれど、長くて難しい歌詞なので覚えるのが大変だったけど、覚えた!」
と自慢げに言っていた「残像」。
私たちが日本語の曲を覚えるのだって何度も聞かないとダメだけれど、
それだって2番や3番の歌詞まですっかり覚えるには相当な熱心さがないと。
まして、プロとしてステージで歌うためには、「日本語が上手ね」というレベルじゃなくて、
聴かせる技術が必要だから、
キュヒョンのいう「覚えた」は、単に歌詞を覚えたということではなく、
ちゃんと意味も分かって気持ちを込められる、ということなんだと思う。
「ハナミズキ」という曲は、一度聞くとちょっと手を止めて聴いてしまう曲です。
この曲を歌った女性歌手の歌い方はあまり好きではありませんが、
他の人がカバーして、すっと素直に歌うのを聴くと、
なかなかいいな、と思うことがあります。
9.11の時に作られた曲だそうで、
歌詞を一つ一つ深読みするとすごく深く意味の重い曲なんだそうですが、
私はこの曲のメロディラインと、そこに乗る日本語の音が好きです。
サビのところでちょっと前の声と重なるところもあって、
それを1人の歌手が追いかけるように歌うより、
3人が違う声でかぶせていくと、より深くしみとおるように聞こえます。
KRYとして初めてのCDにこの曲が選ばれた理由は聞いていませんが、
3人それぞれの声や表現力のもつ個性、
その3人が一緒になった時のさらに上の何とも言えない響きが、
良く表現できる曲だからなのかな、と思います。