昨日、SE7ENのコンサート会場である渋谷公会堂の近くまで行ったら、
近くを歩いていたファンが、
「渋谷、こじんまりしてていいんだけど、なんでこんな小さいところでやるんだろう?もっと大きい会場でやれば、追加なんかしなくてもいいのに」
と話しているのが耳に入った。
でも近くで見たい人も、何度も見たい人も、
満席の会場で彼を送ってあげたいと思う人も、
あの会場がよかったんじゃないかな?
昨日の初日のチケットしか持っていない、
にわかファンの私でさえ、
終わった瞬間に、「ああ、もう一度最初から見たい」と思ったもん。
入隊前ということで、次があるかどうかわからない中では、
私にとっては現時点で最初で最後のSE7ENでしたが、
行ってよかったと思います。
リダの大阪とかぶっていたけれど、
なにか偶発的なことが起こって、大阪へ行かれることになったとしても、
昨日のSE7ENを見られてよかった。
コンサートの始まりはいつもドキドキわくわくするけれど、
昨日はちょっとそれとは違う空気があった。
良く見ておかなくちゃっていう気合いが客席に満ちていて、
私なんかはそれにちょっと押された感じがする。
昨日までは体調がよくなかったけど、今日はみんながちからをくれた、
と言っていたSE7EN。
最初からポーズ一つひとつがきれいに決まるダンスを披露していた。
手足の先までちゃんと神経が行き届いているというか、
遠くから見ていてもきれいなダンス。
ちょっとした角度がリダに似てる?と言われることがある。
どっかのお葬式でSE7ENをリダと間違えた写真が出たことがあるけど、
(となりにいたのがパク・ハンビョルだったのですぐリダじゃないとわかったけど)
確かに映り方によっては似てる。
圧巻は中盤のバラードの時。
ピアノとアコースティックギターが交互に伴奏しながらの5曲だったけど、
5曲目の英語のカバー曲は会場中が息をひそめて見つめるなか、
SE7ENの伸びのある声だけが長く響いて、
かっこよかったし、すてきだったし、
ああ、SE7ENって歌手なんだなあと思った瞬間でした。
私はどうしてアメリカなんかに行っちゃったんだろうって思っていたけれど、
前半のダンスとこのバラードだけを見ても、
SE7ENをアメリカに出してみようと思った人の気持ちがちょっとわかります。
で、後半は息があがるどころか、
もっとテンポも会場のノリもあげていくところがすごかった。
アメリカのことともう一つ、
どうしてSE7ENはグループじゃなくてソロなんだろうと思っていたのですが、
昨日わかりました。
グループだと「ボーカル担当」「ビジュアル担当」「おしゃべり担当」「ダンス担当」「日本語担当」とかいろいろいるけど、
SE7ENは一人でそれ全部なんですね。
彼が「もうそろそろ・・」といったところで、
すでに1時間半がたっていたんだけれど、
曲数も覚えきれないくらいたくさんたったのに、本当にあっという間で。
入隊前最後のコンサートということで、
最後には「泣かせるサプライズ演出」もありましたが、
SE7ENも泣いて歌えなかったけれど、ファンも涙、涙でした。
これからいろんなアイドルの「入隊前」が続くと思うけれど、
切ないですね。
ピンクのスティックライトは昨日会場で買えましたが、
以前の緑のはネットで注文したけれど昨日間に合いませんでした。
次にまた日本に来たら、それを持っていけ、ということなのでしょう。
でもまず昨日のを最初から見たい。
DVD、出るでしょうね~。
見たい!