4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

Ooooopening!!!

東京ドームに行くたびに思うことは、

「ああ、ここは野球場なんだな」

ということ。

コンサートのために作られた会場ではないということ。

野球にとっては一番いい席が、コンサートでは一番遠い席。

アリーナ席は野球のグラウンドで、

選ばれたプロの野球選手たちが、戦いを繰り広げる場所。

JYJのコンサートはそのグラウンドの端から端、

センターからホームまでの長い花道がつくられ、

ジェジュンバックホームのレーザービームのように、そこを走った。

ジュンスは超ファインプレーをしたあと、

声援にこたえる選手のように、

堂々と胸をはって、そこを歩いた。

夏になると6時はまだ外が明るくて、

ドームの天井もその明るさを残している。

4日の午後5時半もまだそんな感じだった。

会場が暗くなり、場内が盛り上がってくるとドームの天井も黒くなって行く。

野球の時はライトが煌々とボールの行方を照らすが、

ライブでは会場中のペンライトが3人の行方を見守った。

直接声をかけられない代わりに赤、黄色、ピンクと色を変え、

長い旅をしてきた船を待つ港の灯台のようだった。

帰るべき港は、なかなか見つからなかったのかもしれない。

でも、待っている人のいるところが、

きっとその場所だと思う。

ただ旅に出ただけでなく、

想像以上に大きなお土産を持ってきてくれた。

ずっと大きく、確かな存在感を示すくらいに。

過去のあなたたちを多くのファンが語り継いできたように、

またあなたたちは語り継がれていくのだろう。

「Mission」 by JYJ

これは幕開けだ。