「Legend of 2PM in Tokyo Dome」2日目、行ってまいりました。
「2PM、一度見たいな~」とちょっとだけK-POP仲間にぽろっと言ったことがあるんですが、
その中のHottestの友人から「行こう~!」とお誘いいただけまして。
これで主だったボーイズグループはK-POPイベントも入れるとひととおりナマで見たかな。
というか、なぜいままで2PMを見る機会がなかったのか不思議なんですが、
2009年からこっちの記憶をたぐり寄せても、2PMをみた記憶がないんです。
何人もの人から、「2PM、いいですよ~。行ってみて!」と言われていたのに。
なんか「これにははまっちゃいけない」っていうちょっとコワイところがあったんですよね。
だいたいここの私のブログのカテゴリわけに「2PM」というのが入っていなくて、
もう3年くらい書いてるのに、はじめて「2PM」を取り上げてますのよ。
そのような私が、いきなり東京ドーム。
1階スタンドで周囲を熱烈なHottestのみなさんに囲まれ、
完全にアウェイな感じでしたが、
「Hottestは温かい」という事前情報通りに、
曲を知らずに、掛け声を合わせられない私にも白い目を向けられることなく、
楽しんでまいりました。4時間弱(^_^;)
・・・そういうわけで、
熱く温かいHottestのみなさんとは全然違う目線で、
昨日の東京ドームを思い出してみたいと思います。
終わってみて、なにを思ったかというと、
「ああ、これがK-POPにはまった原点だったわ」
ということ。
最初に2PMにはまった、ということではないです。
鍛えられた体つきのメンバーが、踊って踊って、
休みなく踊り、歌って、会場に向かって愛嬌をふりまく。
曲はダンスありロックありバラードあり、
衣装はセクシーなのから、かわいいのから、
きらきら、ひらひらいっぱいちりばめたのやら、
キメの王子スタイルは「全身白」。
ソロだのナマバンドだのロックだのと言ってるけど、
それは進化系というか、周辺事情の変更によりなんだかそうなっちゃってるだけのものもあって、
原点はこれよ、という感じがすごくしました。
そして東京ドームのステージに立って、
5万人のファンに囲まれながら、まだ先の不安を口にするメンバーたち。
どんだけ将来が不安なんだろう?
もうそろそろ日本のファンを信用してくれてもいいんじゃないか。
Jun.Kが記者会見で、これまでの道をつくってくれた東方神起先輩、JYJ先輩と口にしたそうですが、
いやいや、かれらを東京ドームに連れてきたのも、日本のファンだから。
これまで東京ドーム公演をやったK-POPスターは、
東方神起、JYJ、Super Junior、BIGBANG、KARA、そして2PM。
それぞれに熱いファンがいることはもちろん、
K-POPファンならこのどれにでも行くチャンスがあれば「行ってみたい」と思うはず。
実際会場ではいつもは2PMファンではないという人にもたくさんお目にかかる。
私もリダペン仲間にばったり会ったし。
良いパフォーマンス、飽きない演出、セクシーさとちょっとほろっとする場面を用意して、
スムーズなチケット販売さえしてくれれば、
FC会員だけでなく、東京ドームをいつでもいっぱいにできるくらいのK-POPファンはたくさんいる、
ということなのだろう。
そして東京ドームほどの席がいっぱいになれば、
ペンラやボードをつかった「ファンからのサプライズ演出」もまた迫力を増す。
昨日は、2PM公式のギャラクシーとかいう白いペンライトに、
6人のメンバーのソロの応援カラー用のペンライトを持って、
隣のHottestの友人の指示に従ってめまぐるしく色を変えてました。
場内はまるで故障したブラウン管テレビのような7色光線の渦なのに、
ソロステージが始まると、何の合図もなくさっとピンクになったり青になったり、
それがどうすごいか、ちょっと現場にいないとよくわからないかもしれませんが。
JYJのレッドオーシャンほどの迫力(というか熱狂)はないんだけれど、
白を持ち続けている人がいようが、ずっと自分の好きなメンバーの色を振っていようが、
Hottestの人たちは温かく受け流してくれる感じが、ほのぼのしました。
そういえば、「光」ってどんどん色を重ねていくと「白」になるんですよね。
2日目のアンコールに用意されたサプライズは「パールブラック」の風船。
色はどんどん重ねると黒になります。
「なぜこんな目立たない色なんだ~?」「せめて白でしょ?」と皆さん言いながら、
入場の際に配られた風船を膨らませていました。
スクリーンに出た案内によると、いちおう「Pearl Black Ocean」なんだそうだけど、
これって赤や黄色のペンライトが会場を埋める写真に比べるとどうなんだろう?
と思いながら会場全体を眺めていました。
パールブラックっていうより「キャビア・オーシャン」みたいでしたが。
・・・でも本題はそんなことじゃないのです。
2PMのパフォーマンス、です。
そこここにJYPが見え隠れする。
PSY同様、たぶんJYP本人には、どうやってもはまらない日本のファンですが、
JYPは見た目のとってもかっこいい分身を作ることには成功したんだと思います。
私が2PMをなんとなく敬遠してたのは、まさにそのことだったんですが、
昨日のドームを見て、その分身たちは、
自分たちの意思で歩き始めたんだな~、と思いました。
ココからはまた長くなりそうなので、<続く>。