4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

成長

B'zのHEAT、聴きました。

「HEAT」 by B'z

最初にリダが歌うのを聴いたときから、

というより前奏を聞いた時すでにB'zっぽかったけど、

これやっぱりB'zの曲なのね、と改めて思いました。

なんて稲葉さんの歌い方がしっくりくるの・・・。

前奏だけでB'zっぽいと思わせるのもさすが。

もちろんグラミー賞の松本さんのギターだものね。

カラオケでB'zを熱唱する人がいたら、

男性は10人中10人がこの歌い方で歌うでしょうね、

という実に特徴のある歌い方、高い声、余韻のある語尾。

ある意味リダがこれをB'zらしくなく歌ったのはすごいことなのかもしれない。

B'zさんは昔から好きでした、なんてコメントしてたけど、

B'zをコピーしたら絶対に稲葉さんの歌い方になるよね。

リダがB'zをどう歌うのかということより、

B'zがどんな曲を提供するのかということのほうが興味深かった。

K-POPの若い歌手ということより、

やっぱりB'zらしさを出したところがすごかったなあと思う。

リダは最初はこのすごさにちょっと負けていましたね。

去年のさいたまは調子が悪かったこともあると思うけど、

まだ自分のものになってたとは言えなかったんじゃないかな。

今年のジャパンツアーもそうだけれど、

後半になって調子を上げてくるのはいつものこと。

「HEAT」も歌いこむうちに、だんだんこなれてきてリダらしくなってきた。

リダの持ち歌のラインナップの中では、

やっぱり異色だし、個性的な曲と言える。

CDって最初にレコーディングするし、いろんな調整をされているから、

きれいには聞こえるんだけれど、

リダの場合、どの曲もツアーとか活動が終わってからもう一度レコーディングしたら、

全然違うものができるんじゃないかと思う。

それくらい変わってくる。

なのでコンサートの映像はちゃんと残してほしいと思うんだけど。

私たちの思い出っていうより、

リダの「成長の軌跡」みたいなもんなんだから。

(調子の)いい日も悪い日も私たちは楽しむし、

天気はそうそういつも良くないけど、

その場限りというのがライブの醍醐味というなら、

このITの時代にどんな状況でも記録され、拡散されることが宿命でもあるんだと思うけどな。

それと(これも事務所に言いたいけど)ベストアルバムを出すなんてことがあるなら、

いままでのを使って安上がりに仕上げようなんて考えずに、

ちゃんとレコーディングしなおしてね。

最初の音源は私たちたくさん持ってるし、リダは成長してるの。

「HEAT」 by Kim Hyun Joong