B'zのHEAT、聴きました。
最初にリダが歌うのを聴いたときから、
というより前奏を聞いた時すでにB'zっぽかったけど、
これやっぱりB'zの曲なのね、と改めて思いました。
なんて稲葉さんの歌い方がしっくりくるの・・・。
前奏だけでB'zっぽいと思わせるのもさすが。
もちろんグラミー賞の松本さんのギターだものね。
カラオケでB'zを熱唱する人がいたら、
男性は10人中10人がこの歌い方で歌うでしょうね、
という実に特徴のある歌い方、高い声、余韻のある語尾。
ある意味リダがこれをB'zらしくなく歌ったのはすごいことなのかもしれない。
B'zさんは昔から好きでした、なんてコメントしてたけど、
B'zをコピーしたら絶対に稲葉さんの歌い方になるよね。
リダがB'zをどう歌うのかということより、
B'zがどんな曲を提供するのかということのほうが興味深かった。
K-POPの若い歌手ということより、
やっぱりB'zらしさを出したところがすごかったなあと思う。
リダは最初はこのすごさにちょっと負けていましたね。
去年のさいたまは調子が悪かったこともあると思うけど、
まだ自分のものになってたとは言えなかったんじゃないかな。
今年のジャパンツアーもそうだけれど、
後半になって調子を上げてくるのはいつものこと。
「HEAT」も歌いこむうちに、だんだんこなれてきてリダらしくなってきた。
リダの持ち歌のラインナップの中では、
やっぱり異色だし、個性的な曲と言える。
CDって最初にレコーディングするし、いろんな調整をされているから、
きれいには聞こえるんだけれど、
リダの場合、どの曲もツアーとか活動が終わってからもう一度レコーディングしたら、
全然違うものができるんじゃないかと思う。
それくらい変わってくる。
なのでコンサートの映像はちゃんと残してほしいと思うんだけど。
私たちの思い出っていうより、
リダの「成長の軌跡」みたいなもんなんだから。
(調子の)いい日も悪い日も私たちは楽しむし、
天気はそうそういつも良くないけど、
その場限りというのがライブの醍醐味というなら、
このITの時代にどんな状況でも記録され、拡散されることが宿命でもあるんだと思うけどな。
それと(これも事務所に言いたいけど)ベストアルバムを出すなんてことがあるなら、
いままでのを使って安上がりに仕上げようなんて考えずに、
ちゃんとレコーディングしなおしてね。
最初の音源は私たちたくさん持ってるし、リダは成長してるの。