・・・というわけで、「夏」になってから忙しかったので、
一段落したらリダをまとめて見よう~と思っているうちに、
活動期間、終了しちゃった?
ほんと、韓国歌謡界の「活動」って不思議だわ。
ようやく認知されたかな?と思うともう終わりですもん。
放送を見たほかの番組から、「ちょっと来て、歌ってよ」というオファーがあったとしても、
終わりは終わり。
歌番組が少ないと言われる日本よりも、意外と「歌える場」は少ないんじゃないだろうか。
「ROUND 3」については、なんと言ったらいいか、
まあ、長い目で見ればどんな人気俳優にも歌手にも、
「ヒット作」もそうじゃない作品も、いろいろあるよね。
一発屋という人がそれだけで10年も20年もテレビに出られるのは、
ひとえに大ヒットした記憶に残る曲があるからで、
そこそこの曲が10続くくらいなら、1曲大穴ヒットがあったほうがいいくらい。
「Unbreakable」でものすごく強いイメージを押し出したわりには、
「Let's Party」とか「Gentleman」とかをやりだしたあたりで、
なんというか不思議な違和感を感じておりました。
そもそも、タイトル曲は「Gentleman」だったんだけどという、
言い訳めいた話が出てきたあたりから「?」な感じだったんだけど、
それならそれで思いっきりイメチェンした「Unbreakable」で、
ステージをやりながらどんどん進化していくのを見たかったかな、と。
いつも週に2,3回の収録をやりながら、
だんだんこなれていくのを見ていたから。
なのに、あの強烈なイメージをほかの曲にも合わせようとしたところに、
なんか無理があったかな。
PSYの「Gentleman」が出たのがいつだったか調べてみたら、今年の4月でした。
前作の「江南スタイル」の世界的なヒットを受けて注目が集まっていたので、
変えざるを得なかったという不運もあるだろうけれど、
「Gentleman」のイメージでこのアルバムを作っていたら、
そのほうがリダらしかったのかな、と思う。
それで1曲だけ、前髪も切らずに「Unbreakable」を入れていたら、
それはそれで「いいね!」な感じだったと思う。
こういう方向もアリか~、と次に期待感をもたせていたかも。
まあ、「Gentleman」だと「Kiss Kiss」とのイメージの違いがあんまりでなかったかもしれない。
6曲のミニアルバムとはいえ、4月からアルバムのコンセプトを変えて、
7月の発売と活動に間に合わせようとしたら、とっても大変だったと思う。
コンセプトを変更して、それに合わせてジャケットのイメージも振り付けもいろいろ考えて作り直すには、
あまりに時間がなかったかも。
5週間の活動を終わってみれば、
「Unbreakable」の強烈さはどこへやら、
「Let's Party」あたりで毒気を抜かれた感じで、
その辺で中和させておくのが作戦だったのかもしれないなんて思う。
悪く言えば、この後の日本でのステージもあるし、ドラマ始まる前に振付やっちゃうし、
振りつけちゃったから歌っちゃおうくらいな間に合わせ感もすごく感じるのですけど。
それもこれも、兵役までのリダの時間がもうだんだん限られてきているってこと。
まあ、リダがやるというのならば何でも「赦す」。
「許す」ではなく「赦す」(^_^;)
長い目で見れば、「ROUND 3」なんていうアルバムもあったよね、
とあとから物知り顔に思い出しちゃうくらい、
リダには長く楽しませてもらいたいと思うがゆえ。
この夏の「起承転結」みたいなリダ。
猛暑とゲリラ豪雨で大変だった夏も、もうすぐ終わります。
夏休みの読書感想文みたいに、思ったままを書いてみました。