SS4で「Y」を歌った後、
メンバーが「みなさん、ドンヘの作った曲どうですか?」と聞くと、
「僕にまたこんな悲しい曲を書かせないように」とE.L.Pに言ったドンヘ。
人懐こい性格はさびしがり屋の裏返しなのか、
作る曲はこういうしっとりしたちょっとせつない系が多い。
「Still You」 by Donghae & Eunhyuk
「僕はまだ」が邦題だけれど、英語タイトルのとおり「まだ、君を」=アジクットナと歌っている。
これまでのダンスナンバーで見せた2人のはつらつさとは180度違う穏やかな曲だ。
SJをたくさん聴くようになると、
最初にキュヒョン、イェソン、リョウクの声を聞き分けられるようになる。
個性的な3人のボーカル。
イェソンが不在の間は、とりわけリョウクのパートが目立ち、
SJ全体をハイトーンに押し上げるが、キュヒョンの声がしっかりとそれを下支えする。
いなくなってみて、イェソンの声の不思議さに改めて気づく。
シウォンの甘ったるい歌い方と、カンインの特徴的な声も魅力的だ。
どのグループにも、そのグループを特徴づける声があるが、
(うまいということとあんまり関係がない)
シウォンとカンインの声はとても「SJらしい」。
聴くほうを挑発するセクシーな声だ。
ドンヘの声、曲によっていろいろに変わるのと、
バラードの時はどうしてもKRYの声に隠れちゃうのだけれど、
こうやってウニョクのちょっと高い、やさしいラップと合わせると、
素直さとか穏やかさがひきたつ。
ドンヘは「I Wanna Dance」の歌詞に、
「どうしてこんな(面白い)歌詞を思いつくのか」と言っていたけれど、
彼のこういうナイーブな面がSJというグループに与えているものも大きいと思う。