ここ数年、私を鼓舞してきたリダに対する愛情が、
もし一気に覚めるとしたら何がきっかけかなと、
自分でもかなり興味があったんだけれど、
(それは当分ないな~という気持ちが前提にあったんですが)
SS501をもうやらないっていう宣言か、
恋人がいることが分かった時か、
あるいは兵役に行っちゃう時かな~などと想像していたのが、
意外なことだったことに、自分でもかなりびっくりしました。
「12,000円」
5月に行われるという、リダのファンミのお値段だ。
FCからのメールを見て、「ファンミ? え? 申し込まなくちゃ」と思った気持ちが、
ドラマのプロモーションという内容とこの金額を見て一気に冷めた。
これは歌って、踊って、会場を立たせて盛り上がって、
2時間を一体感と心地よい疲れで共有する値段じゃないだろう、と。
夏に放送されるドラマのプロモーションを兼ねているようだが、
出演者に対する未払い分も、これで一気に解消しようとしてるんじゃないかとさえ思われる値段設定だ。
消費税分の値上げにしては大きすぎるし、
実際に払うのは12,000円のほかに手数料とかもあるし、
今回のはコンビニ発券じゃなくてヤマト配送だからその分の配送料も乗っかるはずだ。
ヤマトはすごい強気の値上げをしたばかりですけど・・・。
「都市征伐」の時も、事前にお金が必要だったのか、
武道館で制作発表だけをやってドラマ放送がなかったという、
普通はありえないよねという展開だったわけで、
それに比べればドラマは一応完成したんだから、
ドラマイベントをやるっていってもまだマシかなという程度である。
5,000名収容のパシフィコ横浜、2回公演だとチケット代だけでざっと1億2,000万円。
どんな皮算用があるか知らないが、どうかしてる。
ファンクラブの会費を払っているファンに対するイベントのチケット代としては、
おかしすぎるだろう。
ろくに情報も会員限定写真の提供もないFCの更新なんかしなければよかった。
入会特典のマウスパッドも、いまどき不要だし~。
だいたい・・・。
去年の幕張のうだうだなライブを見たときから、
近いうちに私の「リダ熱」がさめるような予感はしてたんだ。
SJへの熱が「浮気じゃない、本気だ」とうすうす気づいてはいたんです。
リダに対する愛がテンションマックスだったのは、
たぶん、中野サンプラザの「予期せぬ握手会」の時だったのかも。
最近ではツイッターを「リダ」で検索しても、「リダ」の情報は少なくなっている。
「パズドラ」とか他のグループのリーダーのことがいっぱい出るようになって、
「リダ」はもはや「SS501のキム・ヒョンジュンだけの特別な名前」ではないのだ、
ということを思い知っていました。
12,000円は、ちゃんとしたライブを見せる「歌手の値段」ではない。
俳優がひょっこりやってきて、笑顔とおしゃべりを見せ、上手に歌えそうな歌を1,2曲聞かせるための「俳優の値段」だ。
歌や振り付けの準備や練習をしっかりして、2時間「ナマの芸」を見せるライブより、
そんなイベントのほうが高いなんて、理不尽じゃないか??
それとも「リダ」ではなく「キム・ヒョンジュン」だから?
まあ、おそらく、チケットがいくらかなんて、リダの知ったことではないのだろうが、
いつかファンを呼んで無料のライブをやりたいと言っていたリダが知ったら、
たぶん気分をわるくするだろう(してくれるだろう)と思ってしまうところに、
まだ私の未練が残ってる。
百歩譲って、「値段設定はリダのせいじゃない」と自分に言い聞かせるのも、
そろそろ限界ですし。
インタビューではSS501の未来についても、けっこう悲観的に言及しているけど、
それならそれで、もういい、君の好きにして、
というやけっぱちな気分になっている。