神話の復活はダンス曲で、godはバラードだった。
韓流10年と言われる中でも、
私の嗜好がドラマから本格的にK-POPに移行したのはこの5,6年で、
godと言われるよりもユン・ゲサンの名をあげられるほうがなじみが深い。
キム・テウもソン・ホヨンも、韓流イベントでナマで聞いたし、
その迫力に圧倒されたことはよく覚えているけれど。
godの復活はいろんな意味で情報があいまいだったし、
俳優としてうまくいっているユン・ゲサンはもう戻らないかもとか、
意外に早く実現したのではないだろうか。
カムバック直前でいろいろあったソン・ホヨンさんに何とか立ち直ってもらうためにも、
昔の仲間たちが彼を励ますことが必要だったかもしれないし、
もう一度同じ曲で出直すよりも、
彼のちからになれるのかもしれないなあとも思う。
このバラード、とても心に響くというか、
聞いていて穏やかな気持ちになれる曲ではないだろうか。
私に、当時のgodのことをどうこういういうことはできないのだが、
今、こうしてまっさらな状態でいいなあと思えるのは、
彼らが積み重ねてきた歳月を改めて感じることができて、落ち着く。
東方神起の5人での再生、
SS501の再結成。
いっしょくたにしてはいけないと思うけれど、
契約とか立場とかそれぞれの方向性だとか感情の問題だとか、
一度に解決することはできないこともたくさんあるのだろうけれど、
過去に起こったことが、予期せぬことだったことと同じように、
未来にもどう転ぶかわからないことがたくさんあると思う。
願わくば、「もう一度やってよかったな」と思えるやり方であってほしいと思うし、
過去を否定しないやり方であってほしいと思う。
そしてそこに、新しい未来が開けるのであれば、なおさら喜ばしいことではないか。