4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

抑制された色気

Sweetuneから離れて、

所属会社がSM傘下になって、

日本のレーベルもユニバーサルに移って、

どうなるんだろう~?と思っていたINFINITE。

昨日公開のMV見て、すぐ「あ! 戻った!」と思ったけど、

やっぱりSweetuneプロデュースだった。

イントロといい、ドラマチックな展開といい、

まさにINFINITE、っていう感じ。

「Last Romeo」 by INFINITE

いろんなボーイズグループが乱立しているけれど、

このシンクロ具合というか、

腕を上げる角度、体を傾けるタイミングが、

ほんとにINFINITEらしい。

ダンスがキレっきれというのでもないし、

歌もものすごくうまいというのでもないけれど、

この味はINFINITEにしか出せない、というものを持ってると思う。

7人というのも多すぎず少なすぎず、

きちっとフォーメーションをそろえるにはぎりぎりの人数というか、

5人だと、それぞれが個性的じゃないとつまらないし、

9人だとそれはかえって「バラバラ」な印象になってしまう。

7人はそろったときにこそ、威力を発揮し、見ていてもすかっと気分がよくなる人数。

カムバックにあたってのインタビューを見ていると、

本人たちは「セクシー」にすることをがんばってるらしいけれど、

7人がピッとそろうことのセクシーさっていうのもあるんじゃないかな。

個々の持ち味はたぶん違うと思うんだけど、

7人でレベルをそろえられるっていうのは、

誰かひとりが目立とうとしていない代わりに

一人ずつがちょっと上をめざしながら周囲に配慮して抑制してる感じがいいな。

統制されてることで、オトナっぽさも感じる。

誰かの踊りや体つきがすごくセクシーというのじゃなく、

INFINITEとして7人がシンクロした時がセクシーっていうのも、アリでしょう。

全部見せりゃいいってもんでもないのです。

SMEの傘下にはいって、たとえばSHINeeとかとキャラが被っても意味ないわけだし、

EXOよりは大人っぽくなくちゃ。

今回のプロモーションは日本、台湾、ソウルと大々的。

大きな枠組みに入ったことのメリットは生かし、

自分たちの持ち味はもっと伸ばす。

どうなっちゃうの?という心配も吹き飛んで、

またいい感じに伸びてほしいな。

次のSMTには出てくるんじゃないかと思うけど、

楽しみ~。

(追記)

今日のMカ~!