4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

BABY KARA

明日のKARAの武道館ファンミを前に、

今日はBABY KARAが日本でお披露目。

韓国より先に日本に出てくるあたり、

やっぱり日本ペンの目を意識してる。

「STEP」  by BABY KARA

このブログではめったにガールズグループを取り上げないけれど、

やっぱり妹のKARAだけは別格。

すでに「妹」という肩書はまったく不要だけど。

ニコルとジヨンの契約切れの話が出てから、

実際に契約が切れるまでの時間もあったので、

次の候補生としてのBABY KARAが出てくるまでの時間も短かった。

どうにかして2人が戻ってくるとかいう淡い期待を打ちのめすかのような候補生の発表でしたが。

明日、3人が何を言うのかわからないけれど、

KARA自身も、メンバーの脱退、加入を経て今のスタイルになったわけだし、

そもそも仕事上組み合わせたメンバーが、

オリジナルメンバーのまま一緒にやってることのほうがめずらしい。

会社でも、誰かが抜けた穴は、早いとこ埋めないとこれまで通り仕事が進まない。

もっとも最近は、補充されないことも多く、

残った人たちがちょっとずつしわ寄せを食いながらなんとかしのぐということが多いかも。

EXOのパターン?

BABY KARAの今日のステージの動画が上がってくるのを見ていて、

この中から何人が「KARA」に昇格するのかしないのかわからないけれど、

今、一番、必死で真剣なガールズグループなんだろうなという気はする。

7人で踊るのを見ていて、この7人のままでもいいんじゃないの?という声もあったが、

そもそもDSPがKARA、RAINBOWと育てて、

そのあとに続くはずだったグループの子がまたここに入っているのを見ると、

韓国内で200はいるというガールズグループのひとつとして上を目指すよりも、

とにかく「KARA」に入りたいんだろうなあ、と思う。

彼女たちにとってみれば、またとない千載一遇のチャンスだよね。

DSPにとってもこの話題づくりは、再度浮上の絶好の機会ではないか。

2人抜けた穴に誰か2人がスッと入るというよりも、

7人の候補生がいて、その中でファンの目に留まったものを入れるっていうのは、

ファンを納得させるひとつの方法かもしれない。

もちろん、3人のままでもいいじゃん、

いつか2人が戻ってきたいというときのために席を空けておくっていうのもアリかもしれないけど、

5人のフォーメーションダンスっていうのは、そう簡単に振り付けやパートを変えられないし、

3人の負担が大きくなりすぎる。

もともとアイドルでデビューするということ自体がサバイバルなんだから、

大衆の面前でそれを繰り広げるっていうのもいいかも。

AKBはまさにそのやり方なわけだし。

ガールズにはボーイズと違って兵役がないので安泰だな~などと思っていたのが、

ここへきてほかのグループにもボーイズにはない不安要素も出てきているようだ。

一般女子と同様に、結婚、出産なんていうことになれば活動は難しくなるし、

企業のように「再雇用制度」なんてあろうはずもなく。

まあでも、雇用主と従業員の話だから、

待遇やキャリアプランとかに対して、上司の理解が得られなかったり改善されないのであれば、

そこで働いている意味はないし、さっさと新天地を探したほうがいいっていうのは、

まあそれはそうなんだけど、

アイドルも彼女たちにとっては「職場」なんだなあ、と釈然としない気持ちはある。

まだまだアイドルが一生の仕事って思えるだけの、

ロールモデルがいないのだろうけれど。

「STEP」 by KARA