数日前の記事ですが。
そういわれればBEASTはふられた曲ばかり、
INFINITEは追いかけてばかりだなあと感心しました。
記事にあるように全曲がそういうわけじゃなくて、
両方とも明るい曲もあるし。
共通しているのはBEASTというグループのカラー、
INFINITEというアイドル像があんまりぶれていないことだと思う。
BEASTはメンバーであるジュニョンが曲作りにかかわっていることが大きいと思うし、
INFINITEは最初からSweetuneというプロデューサーのもとにいることが大きい。
INFINITEは前回はちょっと違う人と組んだけど、
あまりうまくいったとは言えないと思うし、
今回は戻ってきてまたINFINITEらしさが戻ったと思う。
（BOYFRIENDが同じ道筋をたどっているけど、どうなるかな。
前はたぶん新しい切り口を開きたかったんだと思うけど、あまり似合っていなかった。）
BEASTに「クリスマスキャロルの頃には」を歌わせた人、すごいです。
本当にBEASTの持ち味をよくわかっていると思う。
「また同じか」と言われることを心配するのかもしれないけれど、
その立ち位置を作ってしまえば、ファンのほうがそこから動かなくなる。
サザンとかユーミンみたいなものだ。
そうなればたまには目あたらしいことをやっても許される。
ロックをやるとかバラードをやるとかじゃなく、カラーが必要なのだ。
INFINITEはあの切れ味のいいダンスをもっとよく見せるよう、
歯切れのいい曲が多い。
BEASTは出てきた瞬間からもう「振られたんだ」とわかる顔つきをする。
リダにいつも思うことだ。
SS501時代には彼らの音楽について「らしさ」が感じられた。
最近、まとめてダブルの曲を聴いてみて、改めてそう思う。
SJともトンとも違う、SS501のカラーがある。
5人のメンバーが好きだったけれど、ダブルの曲ももっと好きだった。
リダにはソロになっていままで、
毎回出るたびにまず「？」と思ってしまう。
何回も聞いていれば、曲のほうがキム・ヒョンジュン色に染まってきて、
ああ、そういうもんかなと思うけれど、
キム・ヒョンジュンらしい音楽がどういうものかは私にもまだわからない。
音楽よりも、キム・ヒョンジュンという個人のカラーのほうが強すぎるのかもしれない。
「HEAT」という曲に出会って、B'zファンを巻き込んで、
売上枚数的には大ヒットだったけれど、
B'zの音楽の威力というのをまざまざと見せつけられた曲だったと思う。
B'zファンからすこしは「Let's Party」というカップリング曲もいいね、と言う声もきこえたけれど、
そこで終わってしまっている。
ファン以外のキム・ヒョンジュンへの興味はそこで途切れてしまった。
インタビュー端々には、「ロック」とか「バンド音楽」とかをやりたいというコメントが
ちらほら見え隠れするけれど、
出してくる曲はどうもどれも本気には思えない。
まだ、キム・ヒョンジュンという歌手のコンセプトが定まらないというか、
決めないことがコンセプトなのかよくわからないけど、
まあ、今回も、あいかわらず歌詞がちょっとね。
また言うけど、もうちょっとカッコイイ歌詞をつければ？
私は今どきのJ-POPの歌詞の感じ、
「キミのそばにずっといるよ」とか「願えばきっとかなう」とか「会いたくて会いたくて」とかあんまり好きじゃないけど、
もしや「今どき」ですらないんじゃないでしょうか？
それと。
リダ、「Hot Sun」のPVも作ってないんだって？
日本のプロモは売る前が勝負なのに、どういうこと？
Type Aに入るはずだったのに。
PVができたら、何に入れて売るんだ！？
