歌手が歌わないイベントなんて意味ない、とファンミには批判的な私だけど、
マンネの「オフ会」は別。
何の宣伝も兼ねず、なのでスポンサーもなく、半端に歌うこともなく、
「ただ僕のファンに会いに来ました」というスタイルが良い。
ハイタッチ会もなく、1時間できっかり終わるあっけなさも、
そういうものだと思ってしまえばどうということもない。
今日も言うつもりがあったかどうかわからないけれど、
ペンからの質問に、
「曲を出して、日本の活動は10月中旬から11月」
「入隊は来年の末」
と、答えた。
終わったばかりのドラマの話をして、
今やっているミュージカル「カフェイン」の話をして、
初演の時よりはだいぶ大人になったといいながら、
あいかわらずじっとしていないところは変わっていない。
ジェスチャーゲームをするというのは誰の発案かわからないが、
マンネがやりたくなければやらなくてもよかったはず。
マジメにいろいろな動物の物まねをするのが笑わせてくれる。
ゲームの勝ち負けに関係なくフォトタイムは取ってくれたんだけど、
ふだんはカメラの持ち込みを厳しく規制されるから、
いきなりフォトタイムOKと言われても、スマホが思い通りに動かないし。
舞台の照明は意外と明るくて、普通に撮るとみんなピントが合わずにぼけてしまう。
それでなくても白い衣装に色白のマンネなのに。
やみくもにスマホ画面を押し続けた成果がこれ。
動くな~と思ってもちょこちょこ動くマンネ。
FANCAMを上手に撮る方、カメラの性能だけじゃないですよね。尊敬。
300人ほどの小さい会場で約1時間。
そこはかとない満足を感じて終了。
チケットもなく会場受付で身分証明書を見せると、
係りのお姉さんが「出席者リスト」から名前を探して席を教えてくれる。
MCのユミさんが、すっかり日本語を忘れたマンネの通訳も兼ねて、
その場であれこれ進行を変更したり、
それでも大変だと事務所のスタッフがやってきて手伝ったり
一人の警備員もなく会場を一周しながら直接ファンの質問を受けたり、
汗をかけば舞台はしまでやってきて、ファンがみんなであおいであげたり。
そんな距離感、手作り感がいいのかもしれない。
マンネのイベントでユミさんのMCは珍しいけど、
ファンの乙女心をよ~く理解しているユミさんならではのつっこみもあった。
前日に東京入りしていたマンネに、「何してたの?」と聞いてくれる。
「六本木でラーメン食べて、新宿の伊勢丹で買い物して、新大久保のドンキホーテに行った」と答えるマンネ。
次回からそのあたりで張っているペンが出るかもしれないけど、
マンネはそんなことには頓着してない様子。
ステージ上でのペンと2ショット写真には、
ユミさんがそれとなく映り込んで邪魔するなど、
2ショットを撮れなかったペンのうっぷんも晴らしてくれて笑いを誘う。
大会場でのコンサートやイベントはどんどんファンとの距離が遠くなる中で、
ファンが殺到して高騰するチケットもあり、
チケットが売れずに中止になるライブもあり。
でもファンの「量」をわきまえてて、
ちょっと間があいたなという頃にやってきて
そこそこいっぱいになる会場を用意して、
適当な「料=2600円」をとり、
ファンの空気を感じようとする?マンネ。
会場費は安いけど、それほど利益は出ないと思うのに、おまけにCDもくれる。
そっか、その場で通訳してくれるユミさんの起用は、通訳さんの節約だったのかな~?
大きなレーベルに所属していなくて大きなプロモーションができない代わりに、
絶対にCDを買ってコンサートに来てくれる人を逃さないという戦略かなと思う。
夜になってFCからツアー日程お知らせのメールも来ていた。
しばらくぶりのライブも早く見たいけど、
私の願いは、なんとか日本で「カフェイン」を見たいということなんだけど。
来年末までにそれはかなうんだろうか。