4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

母譲り

かつて日本に「クレイジーキャッツ」というグループがいた。

私はお笑い芸人の集団だと思っていたけど、

その昔、彼らの追っかけをしていたといううちの母に言わせると、

もともとはれっきとしたジャズバンドなんだそうだ。

それもかなりうまかったらしい。

バンドをやってた当時からコミックバンドとして音楽ギャグなんかをやっていて、

それがあまりに面白くて、どこへ出ると聞いては追っかけていたという。

母の結婚前のころのことだそうだ。

後年は集まって演奏を披露する姿を見ることもなくなり、

メンバーがそれぞれに役者をやったりバラエティに出ていたけれど、

現在に至るまで解散したということではないらしい。

もうメンバーのうち存命なのは1人だけになっているが。

SJを見ていると、どうもそのクレイジーキャッツと同じような路線を走っているような気がしてならない。

彼らは演奏ではなく歌と踊りだけど、

コミカルな面も見せないとSJらしくないとも言えるし。

「MAMACITA」 MV ドラマバージョン by Super Junior

今までももしかしてそうかもと思っていたけど、

今日、このMVをみて確信した。

SJは絶対韓国のクレイジーキャッツだ。

韓国でクレイジー・キャッツを知ってる人がいるとは思えないので、

まねをしたのでもなく、ただの偶然なんだろう。

メンバーの個々の活動を見てても、これからは個別の活動が増えていって、

たまに集まってこうやって面白いことをやる、というようになっていくのかもしれない。

クレイジーキャッツの追っかけをやっていた母ももういない。

その母の追っかけ気質は私にもちょっとは遺伝したのかも。

母がSJを見ていたら、面白いと言ったかな?と思う。

私のいい男好きは、「歌舞伎役者のプロマイドを持ってお嫁に来た」という、

おばあちゃん譲りだけど。