4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

SS6東京ドーム初日「時間」

スパショに向かうためにJR水道橋駅に着くと、

改札のところにいつもの立札が立っていた。

本日東京ドームでコンサートが開催されるため、

16:00~21:00頃は駅の混雑が予想されます

6時に始まるスパショが9時には終わらないことを、駅員さんはご存じないらしい。

わざわざ「終了はたぶん22時ごろですよ」と教えてあげる義理もないし、

何より開演まで時間がなかったのでそのまま素通り。

10分遅れではじまった「Super Show6」。

なんかいつもと違う感は、最初のメンバーのコメント、あいさつが始まったところで事情が分かった。

なにか急いでいる。

いつもの、

「いや~、みなさん今日もたくさんきてくれましたね。僕たちも東京ドームに帰ってきました~!」

「きゃ~~~!」

メンバー、歓声を楽しむ。

的な余裕がまったくなく、背後では5分間を示すタイマーが動き出し、

どうやらあいさつとメンバーのコメントを5分以内で終わらせようとういうつもりらしい。

ひとりの持ち時間は約30秒。

そんなことを機械的にやるのがSJであるわけはなく、

みんな勝手に自分の言いたいことを言い始めてアピール。

残っているメンバーを焦らせる。

ラジオとかテレビのMCをやってるメンバーたちだから、

30秒がしゃべったらどれくらいの長さであるかわかってると思うけれど、

だんだん周囲があわて始めることで調子に乗り始め、

ドタバタし始めることで、言いたいことが言えなくなり、

さらに時間は押してくる。

スパショに来るペンは、歌や踊りももちろん、

あのだらだらとしたトークタイムを楽しみにしているのだと思うけど、

昨日はその時間が思い切り削られてしまって、

なんか消化不良のような気分。

仕事から開演まで駆けつけたので何か食べる暇もなく、

途中のそういうまったりした時間に小腹に入れるようなお菓子を持っていたのだが、

とにかく慌ただしくて、そんな時間もなかった。

おおむねアンコール前の曲が終わってコメントにはいったところで、

20時50分。

ずいぶん早いなあと思ってたら、

「東京ドームの使用時間が9時半までなんで、それまでに終わらせないといけない」

とイトゥクが言って、

「でもちょっと早すぎて時間がのこりましたから、ギリギリまでやります」

ということになったので、そこからまたライブが始まったかのような雰囲気になった。

結局21時20分くらいまで引っ張ったが、

いつものように曲が終わってもステージを走り回ってあいさつする姿はなく、

ソンミンだけが丁寧に丁寧にお辞儀を繰り返していたのも、

リョウクにうながされて消えていった。

多くのペンがそう言っているように、

やっぱり平日のスパショは無理がある。

開演を5時にされてもつらいし、

セトリを削られてもツライ。

いつものように進行して、途中で電気が落ちてしまうのはもっとつらいだろう。

今年の日本シリーズが、セリーグの開催が4日の年で、

もしジャイアンツが優勝すれば、この週末、25、26日と11月1日、2日が東京ドームでの試合だったので、

どうしてもそこをおさえられなかった事情はわかる。

それでもジャイアンツが優勝してればあきらめもついたのに・・・。

イトゥクが戻って、アルバムを出してからとか、

ソンミンやシンドンが行く前にとか、

いろいろ考えると今しかなかったのかもしれないけど。

たくさんのエルプから要望が出ると思うけど、

スパショはやっぱり土日にもっと早い時間からやってくれないと。。。

来年はウネが入隊する前に、もう一度スパショをやるに違いないと思うけど、

野球のスケジュールが出次第、ともかく土日の東京ドームを押さえてほしい。

エルサコスプレでの「ロクゴ!」のあと、全部のトロッコが舞台裏に消える前に曲が終わってしまった。

長いドレスの裾にもたついたメンバーがトロッコに乗るのが遅れたのか、

思いのほかトロッコが早く動かなかったせいなのかわからないが、

音が消えてしまった間は、メンバーがアカペラで「ロクゴ!」を歌い続けた。

どんなことになっても、絶対楽しませる。

9時半ギリギリまでステージをやって、

本当に余韻もなく館内に照明がともる。

規制退場の最初だったので、あっという間にドームの外に押し出され、

9時36分には総武線に乗っていた。

駅員さんは9時になっても人が出てこなくて、

9時半になったらど~っと出てきたので目算が狂ったことだろう。

水道橋駅を預かる駅員として、

「東京ドームのコンサートはだいたい2時間半」というのが常識なんだろう。

常識でははかり知れないスパショ。

ここまでライブの中身にまったく触れてない。

どうしよう。

今頭の中にあることを吐き出そうとすると、ものすごくかかりそう。。。

記憶が薄れていく、という「時間」との勝負だ。