4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

ソロ活動

ソロ活動ばやりである。

なんか次々に、グループの子たちが、ソロ活動をしている。

それでそこそこというか、かなり売れているようである。

SHINeeのジョンヒョンは軽快なダンス曲で。

「Deja Boo」 by Jong Hyun

SJのキュヒョンは得意のバラードで。

「光化門で」 by Kyu Hyun

CNBLUEのヨンファが踊ることは期待してなかったけど、

囁くような甘い曲。

「One Fine Day」 by Jung Yong Hwa

いやなんか、どれもそんなに新鮮味は感じないのだけど、

いつも群れているのに一人でいるのがそんなにもの珍しいのだろうか。

確かに、ライブにでも行かなければなかなかソロを歌うのは見られないかもしれない。

いつもはグループのカラーというものもあるし、

たまにはほかのメンバーと歩調を合わせずに、

一人だけの個性でやってみたいこともあるかもしれない。

でも、「冒険」っていう感じはしない。

用意されたステージに乗った、という感じがする。

グループで活動しているメンバーがソロを出すっていうのは、

もっとぜんぜん違った方向性を出すものかなと思っていたけれど、

K-POP界のやり方は違うかも。

グループの持ち味をベースにちょっと横へそれただけ、というか。

たとえば、SJのキュヒョンがロックを歌う、くらいの意外性がなくてびっくりしている。

そりゃ、キュヒョンにバラードを歌わせればうまいのはわかってるけど、

SJにバラード曲がないわけではない。

グループを離れてまでやってみたい音楽、というほどでもなく、

意外性で新しいファンをつかみたいという意図も感じられない。

(だって聞くのは、今までのファンと一緒で、

それどころか、ほかのメンバーのファンは見向きもしないかもしれないのに)

売れてるのに何でケチをつける必要があるのかとも思うけど、

なんか釈然としないので。

グループとしての活動が中断されて、

ソロ活動を余儀なくされたSS501のメンバーとはちょっと事情が違う。

でも、彼ら一人ひとりのソロ活動のほうが、グループ時代と違う個それぞれの個性を出していったように思う。

グループという基盤がなくなったために、

自分だけのカラーを出していかざるを得なかったのかも。

あ~、こんなのを歌ってもうまいんだ、とか、

こんな一面も持ってるのね、とか、

え? そんなこともできるの? とか

アイドルグループのソロ活動には、そういうのがない。

いや、ライブのソロコーナーのほうがよっぽど面白い。

グループとして立て続けに曲を出すのは難しいけど、

カムバックまでの間に、ドラマやバラエティで全員そろうのは難しくても、

一人ずつなら出せるし、

CDを出して売れればそれはそれでいいのかもしれない。

でもなんか、せっかくのソロ活動なら、

もうちょっと面白いことをやってほしいかな。

メンバーのだれが歌ってもよさそうなのをソロ曲にしても、

つまんないと思うんだが。

それで思い出したけど、

日本版「MAMACITA」のカップリング曲の「月蝕」。

これ全員じゃなくて、誰でもいいけど誰かひとりで歌ったほうが良かったかな。

メンバー別のバージョンがあったら面白いかも。

「月蝕」 by Super Junior

あと、これをイェソンがどう歌うのかを聞いてみたい。