4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

30歳

ジェジュンがソウルのコンサートの最後に歌ったという曲の動画が出ていた。

キム・ジョングクさんという人の曲、「30歳のころに」。

「30歳のころに」 by Jae Joong

う~、渋そうな曲。

日本で言うとフォークソングみたいな感じもするけど、どんな曲なのか。

歌詞を紹介しているところから日本語訳を借りてきました。

また一日 遠ざかって行く

ふき出したタバコの煙のように

小さいだけの俺の記憶の中に

何を満たし生きているのか

だんだんもっと遠ざかる

とどまっている青春だと思っていたのに

空っぽになっていく俺の胸の中には

もう何もみつけることはできないね

季節は再びめぐって来るけど

去っていった俺の愛は何処へ

俺がはなれて行かせたのでも無く

俺がはなれて来たのでも無いのに

少しずつ忘れられていく

とどまっている人だと思っていたが

また一日 遠ざかって行く

毎日別れを繰り返し生きていくのだな

毎日別れを繰り返し生きていくのだな

なるほど。

やっぱり日本語で歌詞を見ないと、この曲を選んだ意図まではわからない。

まあ、日本だったら違う選曲になっていただろう。

で、この曲どっかで・・・、と思ったら、

SS5でカンインがソロで歌った曲でした。

「30歳のころに」 by Kang In

同じレシピなのに味が違うというか、

たぶん、この曲を歌ったときの2人の立場の違いが全然違うせいもあるのだろう。

入隊前最後のコンサートにこれを歌ったジェジュン

多少悲壮感を感じる。

除隊して最初のスパショで歌ったカンインは、ペンの歓声にはにかみながら。

同じ「30歳くらい」の男ではあるけれど、この曲で伝えたいメッセージはぜんぜん違う。

20代はんばで、なんというかしかたなく入隊したカンイン。

その間、SJは東京ドーム公演を成功させ、着実に成長していた。

なので最後の「ポゴシッポッソヨ」にはジンとくる。

SS6ではドンへが、「お金がなくてもいい、車がなくてもいい、皆さんがいれば大丈夫」と言った後で、

「お金も必要、車も必要、でも皆さんがいないと生きていけない」と言ったカンイン。

笑いをとりながらも、30歳のホンネを的確に表現した。

カンインが歌ったことをジェジュンは知らないと思うけど、

そういえば、この2人は絶対に知り合いのはずだよな~(どうでもいいことですが)。