4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

I wanna be with SS501

連休最後の日、渋谷で待ち合わせがあったのだが、

相手がちょっと遅れるというので、20分ほど時間ができて、

急に思いついてタワレコに行ってみた。

501の日にジョンミンのCDが出てたはずと思って。

K-POP売り場にいったらすごい列で、

これじゃすぐ買えないかなと思ったら、

その列は奥のスペースでジョンミンとの握手を待っている列だった。

前日に品川でライブだったのは知ってたけど、握手会のことまで知らなかった。

レジは空いていて、すぐ会計ができたんだけど、

握手券をもらっても握手をする時間がない。

すぐそこのついたての向こうに、

茶色の髪の毛だけがちょこっと出ているのはジョンミンだと思ったけど、

それをしり目に待ち合わせ場所に向かう。

SS501の10周年を記念したジョンミンのカバーアルバム。

とりあえずと思って通常版を買ったのだけど、

聞いてみてびっくりした。

知ってる曲ばかりのはずが、イントロを聞いてもぜんぜんわからず。

全部、ジョンミン用というか、新しくアレンジしなおしていて、

まったく別の曲のように仕上がっている。

一番イメージが違ったのはこれかな。

「UR Man」 by Park Jung Min

それがいいという人も、嫌だという人もいるだろうなというくらいに違う。

私は5人で歌うならともかく、ジョンミン一人なら、

ジョンミンが歌いやすいように作るのはぜんぜん構わないと思う。

そもそも、SS501の曲でこれだけ遊ぶのはメンバー以外にはいないと思うし。

もともとアイドルグループの曲は、

ちゃんとメンバーが分業できるように、作りながら直しているものであって、

低音担当のジョンミンには出しづらい高音パートもあるだろうし、

ラップとかもどうするのかなと思ってたりもしたので。

今回は日本で出すということもあって、日本語の曲からずいぶん選ばれていた。

ジョンミンは日本での最後のアルバム「All My Love」の曲はライブでも良く歌っていたし、

好きなんだろうなと思う。

「All My Love」を出した当時は、歌詞が過激だとか言っていたけれど、

今ではもうそんなこともなく、別れの曲も不倫っぽい曲も難なく歌っている。

「Let's Break Away」 by Park Jung Min

「抱き合ってみよう」が照れくさかったジョンミンはどこへ行ったんだろう?

こうやって聞いてみると、

日本の曲は一人で歌ってもなかなか聞かせる曲が多い。

メロディラインを重視するJ-POPらしい曲が多い。

メロディがきれいだからアレンジが効くんだと思う。

韓国で出した曲は、当時としては新しかったのかもしれないけど、

10年経たないうちにちょっと古くさい感じがする。

だからアレンジが必要だったのかもしれない。

ここのブログのタイトルでもある「4Chance」もリズム的にも、

いかにも古いもんね。

アルバム「Destination」の「Forever」はヨンセンが作詞に参加した曲。

これを入れるとは思わなかった。

Destination」は「Let Me Be The One」とかも入って、

ようやく大人っぽいバラードも聞かせるようになったところだったのに、

こういう曲を聴かせることもなくなってしまったのが残念だったので、

こうやってまた歌ってくれるのはうれしい。

「Forever」 by Park Jung Min

メンバーがそれぞれソロ活動をしているけど、

はっきりいってSS501時代よりいい曲にめぐりあっているメンバーはいないと思う。

自分だけのカラーを出すというのは難しいのかもしれないし、

プロデュースするというのは、もっと難しいのだろう。

私はSS501を作ったチームの手腕がなかなかのモノだったと思っている。

社長が倒れて、マネジメントがうまくいかなかったことが、とても残念だ。

5年たって、メンバーひとりひとりが、、

グループではできなかったこともやってみただろうから、

グループでなければできないことにも気づいたはず。

当時は大人っぽかった曲に、自分たちの年齢が追いついてきただろうし、

古い曲も、また新しく聞いてもらうっていうのも、なかなか面白いね。

「Love Like This」 by Park Jung Min