4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

オゲンキデスカ!

先週末のキュジョンもそうだったけど、

今日のイェソンも同じだった。

キュジョンの会場は数百人と小さくて、

今日、K.R.Y.の会場は満席の横浜アリーナだったけど、

最初に会場を見渡して、見せた涙は同じだったと思う。

二人とも2年ちょっとの公益任務を経て、

キュジョンは3年ぶり、イェソンは2年半ぶりの日本のステージ。

2年のブランクというけれど、

2年間、みずから休養とかインターバルとかいって人前に出なかったとか、

干されていたというのじゃなく、

一般人として淡々と過ごさなければいけなかった、というところが

私たちの理解を超越していると思う。

戻ってこられるという保証もないままに。

おそらくボイストレーニングくらいのことはできていたのかもしれないけど、

とにかくステージの上で歌う、カメラの前に立つ、人から見られることを意識するという感覚から

2年間も遠ざかっていたというのは、けっこう大きなことではないか。

アイドル現役のキュヒョンとリョウクが一緒のステージにいたので、なおさらそう思える。

カンインが戻ってきたときも、ヒチョルが戻ってきたときも、

そしてSS6でイトゥクが戻ってきたときもけっこうぎこちなさを感じたけど、

今日のはなんか格別だった。

3人だからだろうか。

メンバーがいっぱいいると隠れられるし。

なにかと突っ込むキュヒョンに、

「キュヒョンも2年間いなくなって、戻ってきたらボクの気持ちがわかるよ」

と、最後にイェソンは言っていました。

Super Juniorというポジションを残すために、順番に兵役に行くことを決めたSJ。

バンドというつながりを守るために、

「兵役は一緒に行く」と言っているFTIsland。

それぞれの事情はあるだろうけど、

こうやって少しずつ、兵役後のロールモデルができていくと、

兵役までといってそこまでをがむしゃらにやっていくK-POPやり方も少し変わっていくかな。

召集解除後、韓国で歌うこともなく、

日本公演を最初の場にしたイェソン。

韓国ペンには申し訳ないようなこのツアーだけど、

K.R.Y.を先に愛したイルボンペンへのごほうびというか、

日本語の曲をたくさん盛り込んだコンサートだった。

オープニング曲ななにかと、本当にどきどきした。

予想外に、ソロだった。

キュヒョンの「ハナミズキ」、リョウクのCoagulation」。

「ハナミズキ」 by Super Junior K.R.Y.

これは2度目のKRYコンサートで。

「Coagulation」 by Super Junior K.R.Y.

これは最初の東京フォーラムですね。

そしてイェソンはこれ。

「Let's Not」  by Super Junior K.R.Y.

もう本当に会場中が息をのんで、

イェソンの第一声を待ちました。

挨拶の第一声は、いつもの「オゲンキデスカ!」だった。

私たちはもちろん一般人として2年間を待っていたわけだけど、

つつがなく、待っていられたことに感謝。

実はイェソンの歌声は、まだ元通りというわけではなかった。

キュヒョンやリョウクに比べて、ちょっと弱いかなと思うところも多くて、

それでもいつもだんだんあげてくるからどうかなと思っていたが、

マンネ2人の「安定」と比べると「不安定」と言わざるを得ない。

それはたぶん、このツアーをやっていくうちに修正されて行くのだろうと思う。

勘を取り戻すというか、兄さんとしての立場を取り戻すというか。

ツアー初日から全開を見せないのはどうか、といつも私は思っているが、

これから兵役後はそれを許してあげようと思う。

アイドルから一般人になり、また戻るということを

2年の間に自分の意思とは関係なくやるっていうのは、本当に想像を超えている。

さっきインスタで、ライブ後のイェソンがコメントをあげた。

涙がずっと出て大変だった。

明日はもっといいライブで。。

ありがとう!E.L.F Japan 💙

明日は私ももっと気を落ち着けて見るよ。