4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

兄さんが帰ってきた

「昨日は最初から泣いてしまって、コンサートを台無しにして」

といった今日のイェソン。

そうね、やっぱり昨日はちょっと特別だったのでしょうね。

昨日が、「帰ってきた兄さんとブラックマンネたち」というイベントだったとすると、

今日は「Super Junior K.R.Y.」のコンサートだったと言えるくらい、

昨日とはまったく別モノのライブだった。

最初から伸びのある声。

まさに「芸声=イェソン」。

ハスキーな声が映えるフェイクもたくさんはいって、

リョウクやキュヒョンの正統派の声を引き立てる。

「モクチ」を聞いても、ああ、イェソンが帰ってきた、と心から思えた。

「Gray Paper (墨紙)」  by Yesung

歌い出しの何気ない感じから、だんだん登りつめていくような歌い方。

いつ聞いても、ペンライトを振るのを忘れる。

兵役中に作ったという曲は、OSTで歌うようなドラマチックな曲ではなく、

軽快なリズムの曲だった。

それを聞いて、SS4だったかな、ソウルコンのDVDで見た曲を思い出した。

「Kiss Me」 by Yesung

歌い上げる曲よりも、イェソン自身はこういう曲が好きなのかなあと思う。

やっぱり昨日よりも今日はじっくり落ち着いてみることができた。

昨日も今日も席はスタンドの上のほうで、ステージより天井のほうが近かったけれど、

昨日も今日も前を遮るものが何もなくて、ずっと座って観ることができた。

最初はお約束のように立っていたペンたちも、歌の迫力に徐々に座り始める。

ウネはペンを決して座らせたりしないけれど、

KRYはペンを黙って座らせる威力を持っている。

曲が終わっても歓声よりも拍手。

8月のシングルのカップリング曲になるという「Point of No Return」という曲は、

とてもかっこよくて迫力があった。

ステージのライティングも素晴らしかったんだけど。

初日にキュヒョンが「歌うの難しい」と言っていたし、

イェソンも「キーが高い」と言っていて、

この3人が難しいというのなら、相当のはず。

イェソンの入隊前からやっぱりアルバムの準備はしていたようで、

そのころに録音をしていたという曲も披露してくれた。

次のKRYライブは、日本の曲やSJの曲をこんなに入れなくても

KRYの曲だけでのライブになるのではないかと思う。

「ing」 by Super Junior K.R.Y.

イェソンの入隊前に録音していたという曲。

SJの7集にも入っている曲だけど、

入隊前のSS5ソウルでも披露されていた。

発売前にあわてて録音されることも多いようだけど、

こうやって少しずつ曲をためていくのもいいかな。

いや、早く聞きたいけど。

「My Love My Kiss My Heart」 by Super Junior K.R.Y.

これは5集に入っている曲。

SJのアルバムに入っていても、K.R.Y.の曲として異彩を放つ。

これ、ナマで聞くとかなり迫力がある。

横浜2日目で初日よりかなりの飛躍。

神戸、もっといいんだろうなあ。

昨日おとなりに座った方に、「東京追加公演、ありますかね?」と聞かれた。

あってほしいけど、

それよりもアルバム、かな。