4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

プロフェッショナル

日本のKRYコンサートでのリョウクのソロは、

MISIAの「逢いたくていま」ときゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」だった。

ソウルではこの日本語曲はやらないだろうなと思っていたし、

セトリを見ても、知らない曲だったので動画を探さないでいたのだが、

X-JAPANを歌ったらしい」というのを聞いて探してみた。

「잠시만 안녕」 by Ryeowook

「少しだけさよなら」というタイトルがついているけど、

聞いてみればX-JAPANの「Tears」のカバー。

これまでも、日本でのソロ曲では日本の女声曲が多かったし、

KRYの新曲では「Dorothy」みたいな曲が好きと言っていたので、

X-JAPANというのは意外だったけど、

そういえばSS4でもMaroon5みたいなセクシーな曲をやっている。

うまいっていうのは、気に入った歌をちゃんと歌えてうらやましい。

好きだなと思った歌を、ちゃんと歌えるって気持ちがいいんだろうなあ。

この夏は、たくさんのスポーツの国際大会をやっていて、

テニス、ゴルフ、水泳、陸上、バレーボール等々、

このレベルになるとほとんどプロ選手ばかりだ。

時差もあって毎週のように寝不足なんだけれど、

このくらい一流になると、どんなすごいことも苦も無くやっているようにみえて、

やっていて本当に気持ちがいいんだろうなあと、つい見入ってしまう。

年齢的にはみんなリョウクくらいだったりするし。

歌手としてのピークがいつくらいかというのはわからないけど、

身体的な機能とか体力とかでは、

やっぱり20代後半っていうのは人生の中でもいい時なんじゃないか。

体が下り坂になって、どこまで気持ちでキープするか、

技術でカバーするかっていうことはあると思うし、

歌手などは年齢とともに出てくる「味」というのもあると思うけど、

ピークの時に思いきりやれるっていうのは、

なかなかいいもんですね。

「のど」も鍛えないと衰える器官らしいし、

私的には、イェソンの「のど」がどこまで治って、

どれくらい入隊前のあのレベルになるのかすごく心配してるし、

リョウクがこれから2年のブランクを控えて、

あの声どうなっちゃうのかなと思うとそれも心配なんだけど。

KRYとしてはこれからアジアを回るらしい。

いろんな曲を歌ってほしいなあ。

キュヒョンにはJ-POPのカバーアルバムを出してほしい希望が強くあるんだけど、

イェソンにはオリジナルソロアルバムを出してほしいと思う。

この違いは良くわからない。

が、キュヒョンにもイェソンにも、はっきりした色があるということはわかる。

リョウクは自分でも言っていたけれど、

リョウクとしての代表曲がないって。

「春の日」のような穏やかな曲や、高音で歌い上げる曲が上手だけど、

X-JAPANを歌ってもリョウクはリョウクだなと。

決して物まねにならない、

どんな曲を歌ってもリョウクの歌になっちゃうという魅力はあると思う。

うまくて器用なだけに、自分の色を一つに決めるのは難しそうだ。

そのへんが簡単なようで難しい、プロの世界。

「Moves Like Jagger」 by Ryeowook

いや、これ踊ったときも、びっくりしたけど。