ジュンスが終わってEXO漬けの毎日。
ジュンスの余韻に浸ることもなく、ウネのDVDも1回見たきりで、
ともかく東京ドームまで、EXO。
コンサートを見る前に予習したほうがいいっていうのは、
これまでの経験から。
これはK-POPに限ったことではない。
クラシックのコンサートでも同じだ。
はじめて聴く曲は眠い。
知っている曲は面白い。
ものすごく大胆奇抜な演奏(あるいはダンス)をしてくれたら別だが。
CDで何度も聞いていていれば、その演奏とナマの違いを感じるだろうし、
前にもコンサートを見ていればそれとの比較もあるだろう。
初めてというのは比較の対象がないので、
これを良いと言っていいのか、悪いといっていいのかよくわからないというのが本音だ。
同じ歌手の新曲なら、前の曲と比べてどうかと言うことになるかも。
自分の「いいね!」に自信がないからかもしれない。
宝石の鑑定士になるには、とにかく「本物」を見るのだという。
いつもいつもいいものを見続けてはじめて、にせものが見分けられるのだという。
良い条件で行われているCDの音は、
多くの観客を入れる大型会場の音の悪い中で聞くライブとは全然違う。
通常はライブの音がCDを超えることがないのだけれど、
それでも「ナマ」にこだわるのは、ライブにはライブにしかない良さがあるから。
宝石で言えば、石だけを見ているときと、
誰かが身に着けたときとでは違って見えるのと同じかも。
その場限りのパフォーマンスだったり、観客のノリだったり、
それの見え方も席の位置によって全然違うし、
DVDであとからじっくり見たとき見えるものとも違うし。
あの大歓声と興奮の中では、曲そのものの良さなんてよくわからないことが多いし、
逆にパフォーマンスのないCD音源では、
その曲をどう表現するかが音でしかわからない。
曲をきくだけならはっきり言ってCDのほうがいいよねという歌手多いが、
ジュンスのように、コンサートでCDを凌駕する声を披露する人のほうがめずらしいかもしれない。
EXOもアルバムのタイトル曲なんかはこれまでにも何度か耳にしていたけれど、
ツアーのセトリとなると網羅できていない。
詳しいペンなら、どこからどの曲が来てもすぐに対応するだろうけど、
この夏はずっとSJにかかりっきりで、先日ジュンスが終わったばかりの身にはそれはちょっとしんどい。
短期間でこれまでの音源を全部聞くのは大変なので、
とりあえず今回のツアーのセトリ順に曲を並べて通勤時間などに聞き流している。
アルバムからセトリの曲を探しながら、
新たにいいなと思う曲もあって、これがどんなふうにステージで歌われるのか楽しみにもなるけど、
今回のツアーでは聞けない曲で、いいなと思う曲もあったりして、
それはまたいつかセトリに入る日を楽しみにすることになる。
今回は特に「Wolf」が入っていなくて、残念。
細かいフォーメーションが多い曲なので、
直前のレイ君の不参加表明が大きいのかなあと思う。
いやあ、ドーム公演より優先するスケジュールがあるのか。
そういえばSJも「SPY」はスパショでは一度も披露されていない。
最初の振り付けから、人が入れ替わるたびにあの細かいポジションを変えるのは大変なのだろう。
「Love Me Right」 by EXO (Dance Practice)
今日、この曲で日本デビューのEXO。
オリコンデイリー初日は6万枚を超えたそうだ。
が、10万枚くらい行くのかなと思っていたので、ちょっと拍子抜け。
メンバー別ジャケットが出ていたので、みんなが複数買いするのかと思っていたら違ったみたい。
CDって本当に売れないのね。
去年だったか、まだ12人いたころのステージをさいたまアリーナで見てはいるけど、
まだまだ大きなステージを使い切れていない感じはしていた。
「ウルロン」のあと、これ、と唸る曲がないなあと思っていたんだけど、
SMTOWNで見たときは、だいぶライブもこなれてきたようで。
EXOすごいぞっていうあおりの中、
(というか、これがコケたら、本当にアブナイK-POP)
さてホンモノはどうなのか。
東京ドーム、楽しみ。