ライブの醍醐味ってこういうものだろうな~と、
今夜は本当に感心した。
リョウクの初ソロファンミ。
ファンミと言うにはもったいない時間だった。
春のキュヒョンのソロツアーをうらやましがって、
僕もやりたかったのに、と言うリョウク。
入隊時期がもっとあとなら5月までのツアーはできただろうに、
たぶんもっと早いのだろう。
いまだって、出国制限がある中でのファンミだと思う。
ミュージカルを終えて、ソロデビューして、ファンミをやって。
急がなければならない理由があると思う。
ミニアルバムの6曲を披露すると思っていたのに、
フタをあけたらJ-POPのナンバーが9曲。
アルバムからは2曲。
持ち歌はソロコンサートまでお預けとなった。
J-POPナンバーは、エルプのアンケートの上位曲。
「ありがとう」いきものがかり
「足跡」Mr.Children
「愛をこめて花束を」superfly
「未来予想図II」ドリカム
「にじいろ」絢香
「優しさで溢れるように」JUJU
「三日月」絢香
「Everything」MISIA
最後の3曲は今までにも歌ったことがあると思うのでメドレーだったけど、
これだけのJ-POPを一気に歌える歌手は日本でもいないんじゃないか。
絢香、JUJU、吉田美和、そしてMISIA。日本の歌姫たち。
先週、BIGBANGがMステに出てて、
渋谷すばるくんが「Sweet Memories」のカバーをやったのを受けて、
GDがツイッターに「いい曲だ」ってあげてたのを見て、
本当にJ-POPの名曲はいいメロディがそろっていると思ったばかりだ。
たぶんこの曲もエルプのリクエストには入っていたと思う。
驚いたのは最後の曲、ソロデビュー曲の「The Little Prince」を聞いた時だった。
日本の曲ではモニターの歌詞を見ながら歌っていたと思うけど
(目線がずっと下だった)
さすがにこのもち歌はそんなことはなく、
思いっきり上方を向いて(たぶんのどを開いて)歌っていたので、
リョウクの声が遠くまでのびやかに届いて、
声量がぜんぜん違ってた。
最近、iPodでもずっと聴いてたし、MV再生回数がんばりましょうに参加してずいぶん聴いてた。
ファンミが始まる前にもアルバムの曲がかかっていたけど、
ナマはぜんぜん違ってた。
歌い込んだ回数がまったく違うとしても、
ほかのJ-POPの曲とこんなに違うのか~と思うくらい。
ほかの曲はホントに軽く歌ってたように思える。
東京ドームの「三日月」もすごかったけど、
今日はライブハウスだったのでよけいにすごかった。
Zepp Tokyoは何度も行ったけど、こんな声を聞いたことがない。
そしてこの曲は3週間くらいの活動期間で1位争いだけで終わっちゃう曲じゃない。
もっと長く歌い続けて、リョウクのことなんか何にも知らない人にも聴いてもらえるくらい歌って、
そうやって残っていかないといけない曲と思う。
大きなコンサートならきっとDVDになるだろうと思えるけど、
今日のはどうかな~。ファンミだし。
本当にライブならではというか、行くだけの価値がある醍醐味を感じた。
もしカバーアルバムが出ても、こうはいかないだろう。
平日の夜で仕事帰りで、スタンディングで、
帰りの電車も座れないし、本当に疲れたんだけど。
「CDもいいけどライブはもっといいでしょ?」と本人が言ってたこと、そのまま。
リョウク、ほんものの歌手だよ。
小さな歌の王子。