4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

LIVE!

301から1週間たった。

帰ってきてからこのブログをさっと書いたけど、

それ以来、もっと細かいことを思い出そうとすると、

一つ一つ思い出すたびにぐっとくる。

あとからじわじわこみあげてくる。

月曜日から日曜の夜まで、ずっといろいろ考えていた。

正直言って、7年も待つのはどうかと思う。

待ったから言えるけど、待てるなんて簡単にいうもんじゃない。

もっといろいろ、ほかの何かができたと思う。

もちろん、ただ待ってたわけじゃなくて、いろいろあったんだけど。

動画を(ひそかに)撮ってた人たちもさぞかし手が震えていたんじゃないかと思うくらい、

これは!というFancamが出ない。

海外ペンが帰国したらいいのが上がるかな~と思っていたけど、そうでもないらしい。

それくらいペンたちは冷静さを欠いていたと思う。

良い映像を取るには、かなり堂々と撮らないとならないと思うので、

それも難しかったかもしれないし。

「UR Man Is Back」というタイトル通り、

オープニングは「UR Man」から。

301もそうだし、501の曲はどれもイントロがとても印象的なので、

最初の音が出た瞬間からわ~っと盛り上がる。

活動としても7年ぶり。

日本では初めてのコンサートなのに、

自分たちの曲だけで2時間以上のコンサートができる上に、

その曲の大半をファンも一緒に歌えるってすごい。

長い「待ち」の時間に、どれほど繰り返し曲を聞いて過ごしていたかがわかる。

だって最近出たばかりの曲は、そう簡単には覚えられないんだもの。

「今日は昨日よりもっと明日は今日よりきっと」が歌えることは、

ヨンセンがソロコンで確認済み。

ちゃんと掛け声を入れられることもわかっていたはず。

でも、「All My Love」のあのフレーズで客席にマイクを向けて、

歌えたファンもすごいけど、マイクを向けた勇気もすごいと思う。

あそこで振られるとは思っていなかったし。

2016年4月25日の「All My Love」

私はLLTがとっても好きなので、

4曲目に出てきたときはとても興奮したし、

ようやく複数人で歌う「Love Ya」を聞けてうれしかった。

「UR Man」でジャケットプレイの時、白いシャツだったのでよかったなあと。

黒と白のコントラストで見せる曲だから。

(ソウル公演は黒いシャツだった!)

韓国で初めて1位をとった「Never Again」じゃなくて「Again」を歌ったのは、

日本語の歌詞が付いているからだと思う。

思い出してみると、ポニキャニで出した曲、半分以上あったんじゃないかな。

日本版の新曲いらないじゃん!と思っていたけど、

少しはその恩に感謝しないと。

平日に1日だけの東京公演がソールドアウトになったことで、

夏の公演やってもいいなっていう話になったとすればありがたいことだ。

東京の2016年問題で、今さら会場なんてないんじゃないと思ったけど、

こういう大手の会社は、年間計画でどっかいいところをとりあえず抑えているかもしれないし(期待)。

それにしても、日本で出した曲の、

こういう将来を予感していたかのような粒ぞろいの歌詞のすごさといったら。

日本ペンもおそらく本人たちも、

日本の曲より韓国の曲の方がいいと思っていただろうし、

あちらの曲に比べてちょっと幼い気もしていた。

でも今は、この歌詞の一つ一つが彼らにも私たちにも響く。

別れちゃえばおしまい的な恋愛の曲より、

若さとか、生活とか、仕事とか、生き方みたいなモノを盛り込んだおかげで、

当時を懐かしくも思うし、そのときから続く(7年後の)未来を今生きているんだなあという思いもある。

「LIVE!」 by SS501