「10日間の飛び石連休明けの月曜日にコンサート」と知った時から、
行けるか行けないか暗雲立ち込めていたんだけど、
いろいろなことが都合よく、運よくクリアできてキュヒョンのソロコンサートに行くことができた。
本当は2日目に行きたかったけど、
こうなると1日目のチケットが当たったこともラッキーと思った方がいい。
午後から予報通りの雨で、
この湿気はキュヒョンののどにはやさしいかもしれないなどと思いながら横浜へ向かったのだが、
あいにくのどの調子はすごく悪かったらしくて、
コンサート中、何度「のどの調子が」といいわけしたことか。
これは文化の違いなのか、国民性の違いなのか、
あっちの人は良く「いいわけ」する。
できた理由もできなかった理由も、とにかくいいわける。
自分を弁解するにも、相手を責めるのもとにかく言葉を連ねる。
(ドラマをみてるとそう思う)
あっちが議論で戦う文官の国で、
こっちが弁解無用、男は黙っての武士の国だから?
ステージに上がったら、体調が悪いことなんか言わないほうがいい、と私は思う。
でも、どうしてこうなったかという理由は言うべき、という文化なんだろうな。
キュヒョンだけじゃない。
これまでにも何度、「のどの調子が・・・」といういいわけを聞いたことか。
「完璧な姿をお見せしたい」というのはあっちのアイドルの定番の口癖だが、
人はいつもそうそう完璧じゃないのはよくわかってる。
調子が悪いのに頑張ってくれてありがとう~というファンの言いようにもちょい疑問。
お金払ってるの、こっちなわけだし、
聴いてから、これくらい?ってお金を払うわけじゃないから。
それでも人間だから、調子がいい日も悪い日もある。
都合のいい日と悪い日があるのと同じだ。
連休明けの月曜日は最悪だ。
でも、いろんなことを克服して、時間に間に合うように会場へ行くのだ。
場合によっては、チケット代がムダになることも覚悟してチケットを取るのだ。
「いいわけ」は聞きたくない。
具合が悪かろうとなかろうと、
その日その場だけのライブを見に行くのだから、行ってよかったと思いたい。
ナマで聞けたことの臨場感を味わいたい。
いつも同じ高レベルの音を聞きたいのなら、CDを聞いていればいい。
やっぱり行ってよかったと思うのと同じくらい、
今日やれることはやりました、楽しかったと言ってほしい。
つらそうだ、声がいつもより出ていないというのは、見ていればわかるのだし。
こっちが、仕事が忙しくてごはん食べる暇もなくてずっとおなかがすいてたとか、
雨で化粧も崩れて髪もぐちゃぐちゃだとか、
帰りが遠い人は早めに会場を出ないといけないとか、
そういういいわけは聞いてはくれないわけだし。
もうちょっとキュヒョンの甘い声にうっとりしたかったな、って思うのだけど、
それはいいわけしなければ叶ったんじゃないかなと思うので。
キュヒョン、もう1回行くんですよね。
今度は、頼むよ!