4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

YEGIT その1

映画館についたら、もう4時からの上映の案内がアナウンスされていて、

いろんな映画を見に来た人がいっぱいいるのに「Super Junior」って言うのかなと思ったら、

「イェソン ザ・アジト ライブ・ビューイングのチケットをお持ちのお客様は・・・」と普通に案内されて、

イェソンって何だろうなってみんな思ったんじゃないかと思う。

会場に入ると、スクリーンにはもうソウルのステージと会場の様子が映し出されていて、

開演前のざわついた雰囲気も届けてくれていた。

10何列目かに、パーマネント頭でちょっとふっくらしたご婦人の集団が席に着くところが見えて、

あれは多分、メンバーのオンマたちのグループだろうと想像がつく。

ペンちゃんたちは揃いもそろってロングのストレートヘアなので、あのパーマ集団は目立つ。

4,5人?もうちょっと?

今日は勢ぞろいかな?

コンサートの途中で客席が映ったときにははっきり確認できた。

見慣れたドンへオンマとヒョクオンマ、ギュのミュージカルの時と同じ服のリョウクオンマ、

すっきりした顔立ちのトゥギオンマ、必ずなぜか目立つキュヒョンオンマ、そしてもちろんイェソンオンマ。

6人?

ん~、Super Campより参加人数が多いってどういういこと?

ここ最近見ていたコンサートと、一番違うなあと感じたのは、

「これが入隊前最後」っていうのじゃなかったこと。

あの切羽詰まったような重苦しい雰囲気はぜんぜん感じられなくて、

映画館の客席ものんびりしていたと思う。

除隊後っていう安心感というか開放感がすごかった。

イェソンはSuper Juniorの中にいるときは、

上から3番目の兄さん、リードボーカル、不思議なコメントとかいろんな役割があるけれど、

こうやって一人で全部をしきるイェソンを初めて見たと思う。

思っていたよりまじめで、思っていた通りロマンチストで、

意外に普通の青年っぽいところが見え隠れして、

笑顔が嬉しそうだった。

面白いことは言うけど、笑いを狙っているわけじゃない感じ。

もちろんバラードの人だけれど、それ以外の曲もたくさん披露して。

前にも書いたが、「かわいらしい曲」「優しい曲」が好きなんだと思う。

ロックバラード、すごく上手だけど、好んで歌うのは穏やかな曲や明るい曲。

最初のソロを見たのがライビュで正解だったかも。

もうイェソンの声だけでライブなんて本当に心地よすぎるので、

映画館で拍手も忘れてぼおっと見ていられたので。

コンサートのタイトルである「コーヒー一杯、シロップたっぷり」という世界を、

セットだけじゃなくてパントマイムの役者さんを使って、

おしゃれに、おしゃれに、こじゃれた風に表現して見せた。

キュヒョンともリョウクとも違う、イェソンだけの世界。

おそらく30歳を超えていて、

もう歌に専念できるっていう環境にあって、

大人であることはもう背伸びでも演技でもなくリアルなので、

大人ぶるでもなく、甘える風でもなく、

ただソロコンサートができることをすごく喜んでいるし、楽しんでいるように見えた。

すごくソロコンサートをやりたかったっていうだけあって、

やれる自信というのもあったのだと思うし、

それを気負いなく、すごくさらっとやって見せたと思う。

歌や曲については、また明日のライビュを見てから。