4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

呪文

昨日の夜、12時近くから、

ツイッターヨンセンの話題で持ちきりだった。

私のTLはね。

「MIROTIC」 by Heo Young Saeng & 素人さん

フル動画はすぐに削除されてしまって、

MBC公式で上がっているこの中盤からの動画しかないけど、

まあ、そのうちにまたどっかでフルが上がるでしょう。

ヨンセンが「デュエット歌謡祭」に出ることはCI ENTからも告知されていたし、

またバラードでも歌うのかなあとおもっていたんだけど、

意に反して、東方神起の曲。

それも「MIROTIC」をやったっていうことで、反響は大きかった。

どういういきさつでこのうまい素人さんと組んだのかわからないけど、

あまりにヨンセンの声と対照的だったために、

かえってこのロックバラードっぽいアレンジが効いてたみたい。

歌がうまいっていうのは、自分の曲よりも他人の曲を歌ったときによくわかると思う。

スタンダードにどうやって歌うかっていうのがわかっているので、

それと比べてどうかとか、個性が出ているかというのがわかりやすい。

だが有名な歌になればなるほど、元の歌い方に引っ張られやすい。

今回の場合は、この素人さんとの声の組み合わせ、

選曲、アレンジ、どれもぴったりはまっていたのが良かった。

それにやっぱりあの歌いだしだけで、観客もすぐわかるほどの曲なんだなということ。

いろいろにアレンジできるというのは、原曲の良さもすごくあると思うので、

改めて「MIROTIC」という曲の良さと、

おそらく東方神起の曲の良さというのを再確認した。

でもいつも、ヨンセンは自分の声にどういう曲が合うかをよく知っている。

上手だからどんな曲でも歌えるんだと思うけど、

より良さが出る選曲をする。

韓国では「歌手は歌がうまくないと」っていうことがあって、

以前の歌手たちは「見た目」というのはあんまり関係なかったみたいだけど、

今は天がニ物を与えないと、なかなか表舞台に出るチャンスはないみたい。

先日のイェソンのソロコンでも、

曲を提供したりする歌手たちがゲストで出てきた。

確かにすごく上手だけど、いろいろ難しいんだろうなあと思った。

ヨンセンと素人さんとの2ショットを見ても、

ヨンセンの頭の小ささ、スタイルの良さが歴然だし。

でもそのギャップが、プロの歌手と素人の組み合わせで歌合戦をやるという、

この番組のエッセンスなんだろう。

これくらい素人のレベルが高くないと、組む方がいやだろうし。

素人同士を対決させる番組もあるらしいけど、ま、それは日本でも「のど自慢大会」があるし。

この番組、先日EXOのスホ君が出てて、それも良かった。

「What's biting you」 by Suho(EXO) & 素人さん

イェソンも出てた。

この番組って、すごくうまい素人を絶賛する番組じゃなくて、

歌手(アイドル中心)の、ふだんは見せられない技を見せる番組なのね。

「Don't say bye」 by Yesung & 素人さん

ヨンセンもSMの練習生として訓練を受けたアイドル。

少女時代のティファニーがソロ活動をしてて、番組でコメントしていた記事を見て、

それがちょっと印象的だった。

SMとJYPの違い、という記

SMはテクニック重視、JYPはソウル重視。

なるほど。

どっちが正しいとも言えないし、プロの歌手として長く生きるためには両方必要なんだろうけど、

テクニック(基礎)ってあとから追いつかないものだと思うので、

SMで訓練を受けた子は強いなと思う。

もちろん、テクニックだけで、ソウルがついていかなければ、

グループから一歩出て、ソロとしては出られないだろう。