4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

定点観測

Kポグループは数あれど、

どのグループにも必ず「ウリ」というのがある。

SS501は「平均身長180cm」、東方神起は「全員がリードボーカル」だった。

ま、今でもいろいろあると思うけど、

INFINITEのウリは「シンクロ率99.9%」だ。

刃物のように鋭い群舞という意味で、「カル(刃)群舞」と呼ばれた。

だから、歌番組の、めまぐるしく変わるカメラワークで見るのは正しくない。

「The Eye (台風)」 by INFINITE

こういうのじゃないと。

もし、ライブを見に行ったら、いろんな角度からは見えないけど、

こうやって全部は見えてるはず。

でも、全部は見てないんですよね。

どっか、というか、誰か、を見ている。

それが意外と「推し」ではないメンバーだったりするのは面白い。

群れて踊ると、不思議と目を引く子というのはいるものだから。

そんなのを超越して、ひたすら「推し」だけを追いかけるというのも、

実はライブでは難しかったりする。

ここ最近のカムバックを検証。

「Lotto」 by EXO

「Love Me DO」 by VIXX

「Hard Carry」 by GOT7

こうやって見ると、グループ全体で音楽を表現できてるかっていうのも、見えてくる。

INFINITEを見ていると、そろっている、ということの美しさを感じる。

腕や足の角度があうまで練習をやめない、と言っていたことがあるけれど、

それもまた個性なんだなあと思う。

一人じゃ見せられないものだから。

そろっているということは、ずれると派手に目立つ。

バラバラ、というのとも違う大きなミスと見えてしまう。

VIXXは全員が背が高い=手足が長いっていうことを、十分に武器にしている。

ちょっとした動きにも、余韻がある。

「Fantasy」より、こっちの方が好きかな。

短いとね、ちょっとでて、ひっこんじゃうから、素早いけど、ドラマチックじゃない。

でも、背が高いことは、時には邪魔になることもある。

動きが大きいので、音に遅れたりするからだ。

先日KNKっていう、全員が185cmとか言いうグループを見てて、

ちょっともたもたしているのが気になった。

だんだん重くなるしね、背の高いダンサーって大変と思う。

GOT7は、まだ何が何だかよくわかるほど見てない。

2PMと同じ事務所っていう先入観があったこともあるけど、

ちゃんと見ると、違う色あいだ。

今はまだ一生懸命で、もうちょっと余裕が出てくると面白いかもと思う。

こうやって長々書いている間に、

INFINITEのChoreography VersionのMVが公開された。

「The Eye」 by INFINITE Choreography Ver.

これも、ワンテイクじゃないので、MPDの方がいいかな~。

ところで全員が同じ振付を踊っていなくても、

全体で見ると、1つの踊りに見えることがある。

EXOはそれが本当に上手だ。

一人ひとりの踊りを見てると「?」と思うけど、

全部でみると、「すごっ」と思う。

ポジションの入れ替えも早くて、よどみがない。

来週、バンタンのカムバックをみてから、これを書けばよかったかなあ。

今度はどんなで出てくるか、MPDのFancam、ちょっと楽しみ。