4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

ライブ用のグループ

翌週がバンタンのカムバックだったんで、

前週までのガッセの後をうけついで、

1週間だけの1位かな~と思っていたら、やっぱりそうだった>SHINee

私、超個人的には、

ここのとことの、ビクスとかモンストとかもそうだけど、

このダンス曲の流れで来て、この曲で1位とれんのかな、と思っていた。

そこはやっぱりシャヲルががんばったな~と。

で、バンタンの新曲を聞いて、ああ、来週はこっちだなと。

今のところ予想通りの展開を見せている。

韓国ってのは、良くも悪くも、勢いには乗る国だと思う。

一度世論がそう流れ出したら、なかなか止められない空気がある。

歴史ドラマを見ているとわかるが、武士じゃなくて文官の国だから、

「戦をしよう」じゃなくて、「世論を作ろう」って国なんでしょうね。

で、その世論というか勢いは、一度作ったら、作った人でもなかなか止められない。

流れを作った人が、その流れが強すぎるがために、引きずりおろされるというのを、

何度も見ている。

ファンが急に攻撃したりとかね。

話がずれたが、

SHINeeの活動曲はすごく、実験的だったと思う。

冒険というか。

世論におもねようとはせず、僕たちこっちへ行くんだけど、っていう宣言だったような。

「1 of 1」 by SHINee

これだけを見ていると、SHINeeだなあと思うんだけど、

昨今の流れの中でこれを見ると、すごい違和感がある。

90年代をイメージした曲で、衣装もそれっぽいらしいのだが、

私が遊びまくっていた90年代ってこんなにダサかったか?

おそらく日本の90年代と韓国(ソウル?)の90年代に、

今とは全然違うズレがあるのだと思うけど。

韓国の人たちはこれにノスタルジーを感じるんだろうか。

もっととんがった曲もダンスもできるはずだよね~と思いつつ、

Mカ、ミューバン等々の活動をぼんやり見てたんだけど、

そこでハタと気づいた。

他と同じことをやらないのがSHINeeだった。

でてきて2,3年の子たちと、同じ土俵で勝負する意味もないし。

「PRISM」 by SHINee

カムバックで披露した曲では、私はこれが好きかな~。

カムバック曲があんまりに衝撃だったので、

アルバムも買って聞いてみた。

そしたら、アルバムはすごくいいじゃないか。

正直言って、これまでのSHINeeのアルバムに、

それほどはまった覚えはないんだけど、

これは最初から最後までよどみなく聴けた。

K-POPらしい曲って、聴いていると変な高揚感があるんだけど、

このアルバムは、ふつーに生活に溶け込みました。

気持ち良すぎて、あれ?もう最後まで聞いちゃったの?って思うくらい。

はっきり言って、これはもうK-POPじゃないなと。

SHINee」というグループを作っていた大人たちの手を離れて、

とうとうSHINee自らが方向を決めて歩き出したというか、

そんな感じ。

「Don't Stop」 by SHINee

音楽的にどうとかはわからないので、

単に私がそう感じただけです。

SHINeeは放送用じゃなくて、ライブ用のグループになったなと。

「1 of 1」も、変に90年代のビジュアルを見ながらより、

曲だけを聴くと、すごくいいです。