翌週がバンタンのカムバックだったんで、
前週までのガッセの後をうけついで、
1週間だけの1位かな~と思っていたら、やっぱりそうだった>SHINee
私、超個人的には、
ここのとことの、ビクスとかモンストとかもそうだけど、
このダンス曲の流れで来て、この曲で1位とれんのかな、と思っていた。
そこはやっぱりシャヲルががんばったな~と。
で、バンタンの新曲を聞いて、ああ、来週はこっちだなと。
今のところ予想通りの展開を見せている。
韓国ってのは、良くも悪くも、勢いには乗る国だと思う。
一度世論がそう流れ出したら、なかなか止められない空気がある。
歴史ドラマを見ているとわかるが、武士じゃなくて文官の国だから、
「戦をしよう」じゃなくて、「世論を作ろう」って国なんでしょうね。
で、その世論というか勢いは、一度作ったら、作った人でもなかなか止められない。
流れを作った人が、その流れが強すぎるがために、引きずりおろされるというのを、
何度も見ている。
ファンが急に攻撃したりとかね。
話がずれたが、
SHINeeの活動曲はすごく、実験的だったと思う。
冒険というか。
世論におもねようとはせず、僕たちこっちへ行くんだけど、っていう宣言だったような。
これだけを見ていると、SHINeeだなあと思うんだけど、
昨今の流れの中でこれを見ると、すごい違和感がある。
90年代をイメージした曲で、衣装もそれっぽいらしいのだが、
私が遊びまくっていた90年代ってこんなにダサかったか?
おそらく日本の90年代と韓国(ソウル?)の90年代に、
今とは全然違うズレがあるのだと思うけど。
韓国の人たちはこれにノスタルジーを感じるんだろうか。
もっととんがった曲もダンスもできるはずだよね~と思いつつ、
Mカ、ミューバン等々の活動をぼんやり見てたんだけど、
そこでハタと気づいた。
他と同じことをやらないのがSHINeeだった。
でてきて2,3年の子たちと、同じ土俵で勝負する意味もないし。
カムバックで披露した曲では、私はこれが好きかな~。
カムバック曲があんまりに衝撃だったので、
アルバムも買って聞いてみた。
そしたら、アルバムはすごくいいじゃないか。
正直言って、これまでのSHINeeのアルバムに、
それほどはまった覚えはないんだけど、
これは最初から最後までよどみなく聴けた。
K-POPらしい曲って、聴いていると変な高揚感があるんだけど、
このアルバムは、ふつーに生活に溶け込みました。
気持ち良すぎて、あれ?もう最後まで聞いちゃったの?って思うくらい。
はっきり言って、これはもうK-POPじゃないなと。
「SHINee」というグループを作っていた大人たちの手を離れて、
とうとうSHINee自らが方向を決めて歩き出したというか、
そんな感じ。
音楽的にどうとかはわからないので、
単に私がそう感じただけです。
SHINeeは放送用じゃなくて、ライブ用のグループになったなと。
「1 of 1」も、変に90年代のビジュアルを見ながらより、
曲だけを聴くと、すごくいいです。