「SHINee World Ⅴ」は今年見たライブのなかでは一番の迫力だった。
ライブとしての完成度が高いというか。
満足、満足。
SHINeeのワールドツアーの最終公演となる横浜公演だったけど、
1公演でも相当体力を消耗しそうなのに、これが3公演目だということにも驚く。
今年はキュヒョンやイェソン、KRYもあったしバラードコンサートが多かったなあと思う中、
少しダンス不足な感じがしていたけど、
この年末に来て一気に吹きとばしてもらった感じ。
オープニングにダンス曲が数曲続くのは珍しくないが、
中盤のテミンのソロからの「Ring Ding Dong」「Lucifer」と続く流れはすごかった。
「Good bye」を力いっぱい踊ったテミンに、バラードを挟まずに続けますか?という。
それでいて、テミンの動きが一番大きくて、止まらない感じがすごくて。
センターステージをななめ左側から見る感じのスタンド席だったけど、
近くもなく遠くもなく、5人もステージ全体も良く見えてよかった。
ラストへ向かう5曲もすごかった。
(すごかった、以外の言葉はないのか)
「View」からはじまって、5曲目に「Everybody」を持ってくるなんて。
今、みんなが本当によく動けるこの時期に、このライブ見られて良かった!
(良かった、以外の言葉も見つからない)
日本でだけK-POPを見ていると、
「わざわざ日本語にして歌わなくてもいいのに」「韓国でやってるのと同じステージを見たい」
というのは誰しも思うことだけど、
どうしてどこも今までやらなかったのかな。
SHINeeがエイベじゃなくユニバ所属であるってことも関係するかもしれないし、
もちろんペンの熱い思いが届いたということでもあるかもしれない。
なぜか年末に向けて、行きたいコンサートが多くなるというのも、
韓国の会社は12月決算の会社が多いからな~とか、大人の事情も想像してみる。
日本では3月になると道路工事が増えるっていう、あれと同じで。
とにかく、トーク以外は全部韓国語というのが妙に新鮮だったし、
考えてみればトークは通訳なしでOKっていうのもなかなかすごい。
歌は日本語で歌えても、トークはだめっていうのがふつうなのに、
先に日本語で出したテミンソロまでが韓国語。
個人的にはミノ君とキー君のブレイクダンスは、ふぉ~うぉ~とため息が出るほど、
とってもかっこよかったです。
ツアーのテーマは「Color of SHINee」。
セトリもダンスありバラードありと多彩だったが、
ステージ上もさまざまな色が入り乱れ、
時には白だけのの中に極彩色が浮かび上がり、
衣装もちょっと考えられないような面白い多色使いで、どれに注目しても飽きない。
キャラクターとなった「三つ目」のように、いくつ目があっても足りないくらい。
SHINeeを見てると、グループってやっぱり5人くらいがいいのかなあと思うし、
5人くらいだと一人ひとりの個性も重要になってくるけど、
長く一緒にいるからこそ、お互いを尊重する、協調性も大事なんだろうと思う。
いろんなグループを見たけど、メンバー間の問題で一番ごたごたしてないグループだ。
14日のFNS歌謡祭への出演も決まって、そのことも嬉しそうにペンに報告。
帰り途中にLINEに、演目が「Everybody」だと発表になって、
公演中に言えばよかったのに~と思ったけど、
来られない人へも平等に情報を流したのかもしれない。
とにかく、K-POPが地上波の音楽番組に出るのは、
超めずらしいことなので、曲目が日本のかわいいのでもしょうがないかと思っていたのに、
エビバデだと聞いて、めでたいことこの上ない。
あのキレキレダンスは、日本のまったりした音楽番組を見慣れた目には
どう映るんだろうか。
そして、衣装はどんなのだろう?
まっさらか、色とりどりか、どっちかかな。
オリジナル衣装を着るのか、ブランド服を着るのか?