ウィークリー1位を狙う?おいあげ作戦がすごくて、
(追いしゃいに、というらしい)
昨日23日、タワレコ渋谷でクリアファイル上げます作戦で、
昨日1日の売り上げ13,000枚を稼いだ。
それでもライバルのアニソンとは均衡してるらしく、
25日までは1人10枚までのキャンペーンを追加するそうだ。
シャヲルではない私も通常版と初回限定版をお買い上げ。
ビギからシャヲルに鞍替えした人、あるいは浮気している人が多いらしいので、
そっち方面の後押しもあるだろう。
シャヲルが何人くらいいるか知らなかったけど、
今日のツイッターを見ていると、
「あと20,000枚、シャヲルが一人1枚買えば追いつく」っていうのがあって、
20,000人くらいなのか~と分かる。
それだと初日40,000枚もなんとなくわかる。
テレビ出演がかなわない中、
プロモーションをやるのもなかなか厳しいものがあると思う。
本人たちがプロモに乗り出してくれれば、それに勝るものはないだろう。
ユニバーサルはリダの時に、
握手会戦略をやって、山Pを抑えて1位にしたことがあるけど、
「Kiss Kiss」は初日デイリー72,000枚、
「HEAT」はウィークリー18万枚。
いまさらこの数字に驚く。
もちろん「HEAT」はB'zが作ったというとてつもないアピールポイントがあったけど。
出られるだけの番組には出まくってたし、握手会も各地でやってた。
ユニバーサルも、SHINee、ちょっと来て握手会くらいやってくれたらな~と
思ってるかもしれない。
リダが会場のファンの席をまわった「Tonight」のときの中野サンプラザでの握手会では、
スーツ姿の社員たちがどんどん追加されるCDを、これでもかと売ってた。
渋谷のタワレコに、一体何枚のクリアファイルを用意したのかと思ったけど、
とりあえず朝からは並べなかったので、
ツイッターで状況を観察してると、
開店してもなかなか列が前に進まないこと、
地下3階から8階まであるタワレコ内の階段を折り返して並んでいること、
レジが4台なこと(あとから2台追加)、
お昼過ぎてもクリアファイルはなくなっていないこと、などがわかってきた。
タワレコもTSUTAYAも、レジはスーパーのように早くはなく、
いつも並ぶし、一人ひとりの対応もゆっくりなので、
(ポイントカードとか、クレジットとか、特典とかいろいろあるので)
まあ、1人当たりの対応が3分として、1時間に20人、それが4台だと、
だいたい1時間にさばけるお客は100人に満たないのかも、と思ってた。
タワレコ内の階段を折り返し並んでも500人くらいなのかなあと思って、
(これは目分量)
そのうち9時に並んだ人が買えたのが2時とかって言いだして、
3時半ごろにはテミンのファイルがなくなったという情報が入った。
5時間半で一人5枚買えるんだからと考えると、
メンバー一人あたり1000枚のクリアファイルが用意されてたっていうウワサは、
いい線だったんだな~と思う。
その前に、どうやらファイルの数が足りないとおもったのか、
タワレコ側から、対応策を検討します、というコメントがツイッターに出て、
これは、今日行くべきなのか24日か25日にするべきなのかと予想がつかなくなった。
午後、エアコンの工事があって家を出られず、
夕方渋谷の近くで用事があったので、行けるとしたら夜8時頃かなあと思いつつ、
23日は冬にしてはすごくあたたかかったし、土曜日からまた寒いというので、
どうにか今日行っちゃいたいなあとは思って。
タワレコが出してきた対応策が、
「ファイルがなくなったら、引換券を出す。後日配布。一人10枚まで」というもの。
そうだよね、これならこれからファイルの追加注文を出しても間に合うよね、
それに今日の閉店(23時)までに行けばいいのなら、
とりあえず今日行こう!という決心もできたし。
家を出ようかなと思った4時半ごろ、外の景色はすごかった。
空が真っ赤で。
12月にしてはめずらしく20度を記録したあったかい日で、
南の湿った風で雲が厚かったんだけど、
急に夕日が差し込んで、こんなに真っ赤だった。
結局、タワレコにたどり着いたのが夜7時半。
その時点で、列は1階のレジから、地下1階くらいまで行って折り返していて、
レジまでだいたい1時間かかった。
「大変お待たせしてすみません」というレジのお姉さんに、
「みなさんもお疲れさまです」と思わず言ってしまいました。
そういえばリダの中野サンプラザの時も、
仕事が終わってから駆け付け、1時間ほど並んで握手したのだ。
「遅く来るのが正解だった」と朝から並んでいた友だちに言われた。
渋谷公会堂のイベントの時も、早朝から整理券もらいに行かれず、
一度会社に行って昼休みに抜け出して、夜の部の整理券もらいに行ったなあ。
いくらでも買える経済力もないし、
仕事を放りだすわけにもいかないとなれば、
都心に住んでいるという地の利を生かすしかないでしょう。
また、引換券をもってクリアファイルをもらいに行くのも定期券で行けるし。
初週のウィークリーチャートに乗せるためには、
日曜日の17時までに売上ないとダメ、みたいな情報もあって、
もうこの3日間でクリアファイルだけでどれだけ釣れるか、みたいな状況になっている。
おそらく(まったくの想像だけど)
ユニバーサルには初週の売り上げ目標があって、
初日4万枚というのを意外に少ない、と思ったんじゃないかと思う。
事前の予約が「意外と伸びない」という現実があって、
このクリスマスプロモーションを画策したのかな~、という突然感はあった。
急に決まったので、渋谷だけだったのか。
日本各地でやるためには、それなりの枚数のCDを送らなくちゃならないし、
クリアファイル大量に作って、余ってもな~っていうのもあったかもしれない。
だとしたら、うれしい誤算だったと思うけど、
3日間渋谷だけという希少感がファンを焦らせ、ツイッターでの情報の拡散を呼び、
地方ファンの不満を募らせた。
「タワレコの行列がすごい」っていうツイートも多かったし、
同じ日に、EXOのキャンペーンやらSMAPの衣装展示やらやってて、
「タワレコがすごいことになってる」というツイートもたちまち広がった。
予想以上のプロモ効果だったと思う。
最初から「あちこちのタワレコで引換券で10枚まで」だったら、こうはならなかったんじゃないか。
渋谷だけというのが最初からそういう狙いだったのか、
イベント慣れしている渋谷店なら、たいていの事には対処できるということなのか、
(まあ、CDが足りなくなっても、追加するのが簡単だからとか)
人が並ぶスペースがあるとか、そもそも、在庫を置いとく場所があるとか、
いろんなことを勘案すると、「渋谷だけ」だったのかもしれない。
午前中の反応を見て、「引換券を出そう」「各地でもやろう」という判断はできて、
とりあえずその日のうちに地方へ商品を回し、
翌日から引換券を出す手配くらいはそう難しくないだろう。
その辺はユニバーサルとタワレコの連携というか、作り手と売り手というWin-Winを狙う関係、
売れるときに売れるだけ売ろうという気合が、
逆にファンを盛り上げるのかもしれない。
CDもクリアファイルも、追加を作るのなんて、
イニシャルにくらべたらぜんぜんお金がかかんないし、
もう、年間売上を狙う時期じゃないから、
買えるだけ買って、って感じだと思う。
みんなががんばるのは「SHINee」が素晴らしいからよ
っていう美しい理屈じゃないような気もするけど、
この冬をあたたかい気分で越せそうな気がするのはいいことじゃないだろうか。
ところで、「Winter Wonderland」はいい曲だ。
こういう、季節感のある、明るくてキュンとする感じの曲はJ-POPの得意とするところで、
不思議と韓国ではこういう曲は出ない。
最近の曲というよりも、ちょっと前のJ-POPをほうふつとする感じ、
世の中を斜めにみたり、ひとりよがりではないまっすぐなラブソングで、
もう本当に、メンバーにテレビで歌わせたら、
もっと簡単に売り上げが伸びそうだなと思うけど。
売る側と買う側だけの熱狂で、
歌う人たちが不在なのは、大変残念。