4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

浪漫飛行

先日テレビで80年代だか90年代のヒットソング特集っていうのをやってて、

何位だったかは忘れちゃったけど、久々に米米CLUBの「浪漫飛行」を聞いて、

ああこれ、どっかK-POPアイドルがカバーしないかなとおもっていたら、

昨日、キュジョンがファンミで歌ってました。

Kポのアイドルは良くJ-POPをカバーするけれど、

やっぱり知っている曲っていうか、どういう選曲をやるかっていう範囲が狭い。

いかにも日本側の誰かが推薦したようなちょっと古めの曲だったり、

新しめのスタンダードだったり。

歌のうまい子たちだからこそ、こういうの歌ってほしいと思う曲があるのだけれど、

なかなかそういう希望と一致しなかったり。

キュジョンのソロファンミはオリジナルの「愛を描く」から始まって、

中盤にピアノの伴奏だけの「浪漫飛行」。

ファンミは昼の部だけの参加だったんだけど、

後から振り返ると、新しい曲も日本のカバー曲も、

みんな思いを込めた選曲だったなあと思う。

日本の曲は「浪漫飛行」のほかに、

たぶん前にも歌ってたように思うけど「Story」を。

日本語が上手になると、みんなこれを歌う。

浪漫飛行」はメロディも雄大だし、

歌詞もすごく夢があって気分のいい曲。

逢いたいと思うことがなによりも大切だよ、という出だしの歌詞がすごくいい。

「浪漫飛行」

改めて歌詞をじっくり聞きながら聞くと、

本当にメッセージだ、これ。

1990年のヒット曲であるこの曲は、

1987年に発売されたアルバムにはいっていた曲だそうだ。

1987年はキュジョンの生まれた年。

ファンミの私の隣の席にはキュジョンを見るのは「宮」以来、という方がいたが、

すごく歌が上手になっていて驚いた、と言っていた。

除隊後のミュージカルで、すごく声が出るようになって

うまくなったんですよね~という話をした。

500席という小さい会場だったけれど、

それは満席で、

満席であるという充足感は500でも5000でも同じだと思う。

満席というのはなんか胸が熱くなる。

会場はキュジョンオンリーペンばかりとは言えなかったけれど、

そこに足を運ぶのは、みんながキュジョンが好きだからだ。

なんとなくこう、日常のせわしない感じとか、追われている感じをちょっと忘れて、

ほっこりできる空間があると期待してくるからだろう。

いつも記念日には忘れずにツイッターとかにメッセージを上げてくれるキュジョンだけど、

今年はSS501がデビューして12年、日本デビューして10年とか。

書いてきた手紙を読みながらそう言って、ちょっと言葉を詰まらせた。

大変だったことと、良かったことのどっちが多く頭をよぎるのかなあと思ったけど、

それをメンバーなしで一人で言うのがつらいのかなあとも思えた。

「春の声」 by Kyujong